リフォームとリノベーションの境界線があいまいということもあり、あまり区別して使っていないところもあります。
しかし、決定的に違うのは、リフォームは配管の工事まではしてくれないということでしょう。
業者によってはリフォームもリノベーションも行っており、サービスでしてくれるかもしれませんが、基本的にリノベーションでのみ配管工事ができます。
そうなると嬉しいのが、ずっときれいな水を飲めるよう、水道管を塩化ビニル管に変更できるという点です。
水道管の中なんて普段は目にしないところですから、日常的に使っている間に汚れていたら嫌ですよね。
ましてや口に入れるものにかかわるので、ここは家が古くなってきたら気を付けたいところです。
大規模なリノベーションをするのであれば、水回り工事の際に水道管をチェックしてもらうと良いでしょう。
トイレのリノベーションをしようと思ったら、トイレそのものを交換する場合はそれにかかる時間を聞いておきましょう。
あまり長時間かかるようなら、家の中にもう1つトイレがない場合別の場所を確保しておかなくてはなりません。
大抵はリフォームというものになるので、リノベーションとなるとかなり大掛かりな工事となります。
トイレの壁を一度壊して間取りを変えてしまうとか、そのような場合にリノベーションという言葉が使われることが多いです。
そこまで一新するのであれば、私ならとことん変えて壁紙も新たにイメージを変えたいですね。
今まで白を基調とした清潔感のあるものだったのなら、ガラリと変えて好きなパステルカラーにしてみるのも気分転換になるでしょう。
機能面も最新のものにすれば、高齢者でも使いやすいものとなります。
浴室のリノベーションをする人の中には、古い昔のタイプのお風呂を今の最新技術に入れ替えたいという人もいます。
昔のタイプは浴槽の底が深く、足をのびのびと広げられないものが多いです。
また、壁は水はけのよいタイルなのですが、少しでもズレてきたらそのまま剥がれ落ちてしまいます。
これを大幅に変えるとなると、浴槽は広々としたものになりますが、今の浴室には入りきらない場合もあります。
そのような時には壁を取り壊し、浴室自体を広げる工事が必要です。
壁は、水はけだけでなく、カビや汚れがつきにくいタイプのものに変えれば、今までかかっていた掃除の時間が大幅に短縮できます。
毎日のお風呂がより快適になり家事の手間も減ることから、浴室のみのリノベーションも人気だそうです。
大手メーカーの事例をよく見ておきたいですね。
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