部屋のリノベーションを考えているなら、ハウスメーカーの商品やプランを参考にしてオリジナルな改造をするのもアリです。
例えば、家事担当の主婦のための部屋を作りたいというのであれば、パントリーにそのまま部屋を設けるという方法もあります。
書斎のように机と椅子を置き、ちょっとしたパソコン作業や趣味ができるようにするのです。
がっちりと壁で覆われた部屋でなくても良いのなら、部屋の一角にそのようなスペースを作るだけでも良いと思います。
そうすればちらっと子どもが視界に入って安心もできますし、誰かが帰ってきた時にも音ですぐにわかります。
部屋を新たに作るだけの大きなスペースはなくても、これなら工夫次第でできる可能性は高いです。
色々な事例を参考にするのは、より良いリノベーションをする上で必要です。
将来のことがわからない中で家やマンションを購入した場合、予定外に子どもができた、嫁に行った娘が戻ってきたなど、様々な事情で部屋がもう1つ欲しくなる場合があります。
部屋を増やすためにはリノベーション工事となり、その間家族は必要に応じて仮住まいをすることになります。
本格的でなく軽い仕切り程度で良いのであれば楽ですが、そうもいかない場合は今ある部屋の仕切りを一度撤去し組みなおす可能性も出てきます。
そうなれば、部屋を1つ増やすだけではなく、せっかく仕切りをなくしたのだからできそうなところは改善しておくこともオススメです。
部屋の面積の割り振りなどはリノベーション会社と共に練っていきますが、この時、自分たちの要望プラス、専門知識のある相手の意見を組み込むとより良いものが出来上がるでしょう。
子供部屋をリノベーションで作りたい場合、スキップフロアという方法があります。
これは、家の敷地面積を変えなくても良い方法なので、増築ができない場合にオススメです。
もちろん家の構造上できるかどうかはリノベーション会社に調べてもらわないことにはわかりませんが。
スキップフロアは、同じ空間に段差を付け、その下と上に部屋を設ける方法です。
区切りがないものが多く、リビングなどで皆を見渡せるようにと新たな空間を作るのに人気です。
増築しなくて済むのは固定資産税が増えなかったり費用が安く済んだりするメリットがありますが、デメリットは段差が小さな子供には危険になりうることでしょう。
また、きちっと仕切りがある部屋が良いならあまり向いている構造だとは言えないので、大きくなったら子供部屋としては使えないでしょう。
不動産屋に行った方が要望に沿った部屋を探してもらえるかもしれませんが、行く手間が惜しいという場合には最も手っ取り早い方法です。
リノベーション済の物件を集めて検索できるようにしたサイトがあるので、そこを中心にしていくと希望の物件が見つかります。
ただ、特定の地域に根差していないのがネットの弱点で、引っ越し先を限定したいのならやはり地元のプロがいる不動産屋に頼った方が良いでしょう。
私なら、一度はどんなものがあるのかをネットで探し、その後不動産屋にも行ってみて2段構えにしたいですね。
本格的に見てみたいと思える物件があったら、とられないように確保しておきましょう。
内見して良さそうだと思ったら、新居での生活の始まりです。
部屋をリノベーションで大胆に変えることもできますが、予算の関係もあるでしょうから自分でできる範囲はDIYするのも策と言えます。
素人でもできるのは、新たに組み立て式の家具を買って部屋の雰囲気を変えてみたり、壁紙にシールを貼って、一部分だけでも変更してみたり、塗料で好みの場所の色をガラッと変えて見ることなどでしょう。
特にオススメなのは色を変えることです。
人は色によって気分を左右されることもあり、それが違うだけでかなりのイメチェンをした気分になります。
部屋を赤にするならモチベーションアップの効果があり、青系統にするならリラックス効果が生まれます。
仕事部屋なら赤を、寝室なら青や緑を取り入れると良いと思います。
ただ色を塗るだけなら、部屋の機能面はいじることなく大胆リノベーションが簡単にできますね。
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