安い買い物ができれば嬉しいものですが、それが家にかかわるものとなるとより慎重にならなければいけません。
長期間住む場所がへっぽこでは毎日ストレスが溜まってしまうからです。
リノベーションでも同じで、家を改造するのであれば激安にすぐ飛びつくのは良くないと思います。
ハウスメーカーがその良い例で、1000万円もしない家となるとやはり安かろう悪かろうになってしまうのだとか。
家を改造するのに安い費用でやっていけるのであれば、その業者は大変な人気になっているはずですが、どうでしょう。
激安リノベーションとなると、できるのは機能性アップというより壁紙を変えたくらいの軽い工事となります。
せっかくの家の居心地の良さをリノベーションで逆に悪くしてしまわないよう、激安という言葉に踊らされないようにしたいものです。
安さを追求するリノベーションがしたければ、自分でできるところは自分でやってしまうという手があります。
リノベーションなんて専門知識や道具がないとできないと思うかもしれませんが、例えば、部屋に大きな本棚を置くことはどうでしょうか。
部屋のサイズをしっかり測って、それに合った本棚をネット注文し、部屋で組み立てるのはできそうではないですか?
これをいくつも作って壁一面に並べれば、書斎が自分の好みの本しか置いていないプライベートライブラリーに改造できます。
これだけで十分なら、リノベーション会社に頼む必要がないので本当に安い値段でできちゃいます。
技術的なところはやはり専門知識のある業者にやってもらった方が良いと思うので、機能性を高めるところは業者に、デザイン性を高めるところは自分で、と役割分担すると良いでしょう。
ローコストリノベーションをしたいなら、業者がどのような工夫をしているかを知っておく必要があります。
粗悪品を使って安くしているのなら、リノベーションをした意味がありません。
機能性アップをしたいならあまり安くはならないと思いますが、デザイン性を高めるためのリノベーションであればローコストも可能でしょう。
例えば、性能はそのままでいいからお風呂のタイルを変えたいとなれば、水はけや汚れにくさを考えず、デザインだけ選ぶという方法があります。
タイルそのものがもつ素材はあまり良くなくても、張りなおしをすることでお風呂の雰囲気を変えたいならそれで費用を抑えることができます。
ただ、今時のものは標準とする機能が高いものが多く、要らない機能だと思っていても勝手についてくることもあるので費用削減は難しい場面もあるように思います。
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