新築一戸建て 低価格

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メーカーの努力の結晶?!低価格の新築一戸建てを考えてみる

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低価格の新築一戸建て、何かウラがあるはずと思ったあなたは大正解です。

 

しかし、そのウラはすべてが、買主の不利益に通じるものばかりではなく、むしろ歓迎すべきものもあるのです。

 

なんにしろ、低価格の一戸建てを望む人には良い時代にはなりました。

低価格は営業努力の証

デフレという言葉がしめす通り、低価格のトレンドは、住宅の世界でも無関係ではありません。

 

たとえば、汎用性の高い部材を大量に仕入れて材料費を削減、施工を可能な限り標準化して工期を削減。

 

間取りは自由に決められない、パターンの中から選ぶことにより、部材と作業を標準化し、コストを削減。

 

さらには、作図や見積もりなどの作業も営業マンがこなす、申込金を取りムダな商談も削るなどで人件費を削減。

 

このように、各メーカーは涙ぐましい努力を重ねて、低価格の住宅を提供しています。

 

最近では営業マンやモデルハウスを置かずインターネットで受け付けて、打ち合わせもメールでおこなう。

 

こんな販売方法の住宅が発表され。その常識をくつがえす販売方法と値段とで注目を集めました。

 

安かろう悪かろうは昔の話?

低価格の住宅を考えるならば、まずは坪単価の低さをうたっているメーカーを検討するべきでしょう。

 

そういったメーカーは、坪単価通りに建つかどうかは別として、ローコストへの努力はしているからです。

 

ローコストといえば安かろう悪かろう、欠陥住宅が多いのではないか?という心配がつきものです。

 

しかし新築の住宅には、売主は10年間の瑕疵担保責任を負わなくてはならないという法律があります。

 

少なくとも10年間でかたむくような家は作れないし、万が一の場合も補償を義務付けられているので、いい加減なものは売れません。

 

ですからローコストを売りにしているハウスメーカーで検討するのは正しいといえます。

 

ただし坪単価だけでは家は建ちません。

 

坪単価は建築費の目安にはなりますが、それに加えて設備工事費と諸費用がそれぞれ建築費用の10%程度ずつかかるからです。

 

必ず比較検討はおこないましょう

さらに建築費を安く設定するかわりに、設備工事費と諸費用を非常に高く設定しているところもあるのです。

 

ですから、検討途中にでてくる見積もりは1社だけではダメですし、建築費以外にかかる費用項目を一定にして検討しましょう。

 

また坪単価は建築費÷延床面積の場合と、施工面積の場合があります。

 

施工面積は、実際に居住する延べ床面積にバルコニーやポーチなど施工した部分すべてを加えた面積です。

 

これは坪単価を低く見せるテクニックとして、よく使われますので注意が必要です。

 

もちろん、坪単価だけで契約する人はいないでしょうが……。

 

低価格の住宅を探すのに、低価格を売りにしているハウスメーカーを選ぶのは大正解です。

 

ただ様々な経営努力と同時に、細かいテクニックを使ってくるので、必ず数社で見比べなくてはいけないということです。

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