新築一戸建て 1,000万円台

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1,000万円台の新築一戸建ては、ローコストのハウスメーカーで

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予算が1,000万円台の新築一戸建てとなると、制限が多くなります。

 

だから、居心地がよくないかといったら大間違い。

 

基本性能をきっちり満たしたローコストの家は充分な実力を持っています。

 

1,000万円台の家作り、少し見ていきましょう。

ローコスト住宅の本領発揮

1,000万円台となると、なかなかの大金ですが、新築一戸建てとなると厳しい予算です。

 

一家4人で住むとして、最低でも延床面積は30坪程度、間取りは4LDKは欲しいところ。

 

設備工事費や諸費用が本体工事費の10%ずつかかることから考えると、1,666万円が本体工事費のギリギリ上限になります。

 

そこで、坪単価30万円~ぐらいをうたっている、いわゆるローコストメーカーに相談することになります。

 

ローコストというと聞こえは悪いですが、安かろう悪かろうがまかり通っていた時代とは違います。

 

住宅の耐久性については、柱や梁などの基本的構造部分に10年間の瑕疵担保責任が義務付けされて以来、敏感です。

 

構造部分の耐久性を比較しても、他のメーカーより見劣りするわけではありません。

 

ただし、他の部分も同じようにしていてはローコストになりませんので、様々な部分をコストを削減しています。

 

ローコストへのたゆまない努力

大量に仕入れられるよう、各部材は標準化されていることにより、材料費を削減。

 

モデルハウスを作らない、非生産部署の人員を減らすことにより人件費を削減。

 

間取をシンプルに標準化して、設計費や設計部署の人員の削減

 

営業マンの効率を上げるのに、冷やかしの商談を防ぐために、無料では話さえできないメーカーもあります。

 

結果、従来の常識では考えにくい坪単価が実現したのです。

 

さてアエラホームという、ローコストメーカーの代表格が「555万円の家」の後継で「888万円の家」を発表しました。

 

内容はホームページによると、延床面積28坪、2階建て、4LDK、自由設計とのこと。

 

設備は食器洗浄乾燥機、カウンターキッチン、浴室暖房換気乾燥機つき風呂などと、なかなか豪華です。

 

さて、限られた情報だけなので断言はできません。

 

しかし、設備工事費や諸費用に言及されていませんので888万円では住むことはできません。

 

本体建築費以外が高めのケースも

ただし、ここからが問題なのですが、

 

……そして、すべてがそうだとは言い切れませんが……ローコスト系は設備工事費やオプションの価格が高い傾向にあります。

 

エアコンも入っていない、網戸もない、フローリングのコーティングがない、外構も砂利がひいてあるだけなどなど。

 

窓や、ドア類、システムキッチン、ユニットバスなどをオプションでグレードアップさせると、また高くなります。

 

設備工事費と諸費用で、本体建築費の2割が目安ですが、以前5割の見積書をみたことがあります。

 

恐らく、オプション類が高額になりすぎたのだとは思いますが……。

 

ローコストのメーカーに限らずですが、本体建築費だけでは住める家にはなりませんので、そこだけは頭に入れておきましょう。

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