新築一戸建て フルローン

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フルローンを組むにはいい時代です。

 

月々の返済や借入の期間を少しでも短くするのに、頭金を作るのはローンの王道でした。

 

そろそろ家が欲しいから、頭金をためて5年後に購入を考えよう……

 

頭金のために貯金をするのはいい考えですが、それで家を建てる絶好の機会を失うのは、なんとももったいない話。

 

ここでいう「絶好の機会」とは、例えば子育ての時期のことです。

 

幼いお子さんを育てるなら、賃貸のアパートよりは、狭いながらも庭のある新築一戸建てではないですか？

 

お子さんを育てる時期なんて、あっという間に過ぎてしまいます。

 

大きくなったお子さんが、庭で喜ぶと思いますか？

 

時間は絶対に戻ってきません。

 

その時間を有効に使うための家、そのためのフルローンです。

 

ローンの期間を延ばすのは得策ではなく、退職までに終わらせてしまわないといけない。

 

収入が減るにも関わらず、ローンだけ続くのは生活を厳しくする。

 

そんな声が大勢を占めますが、ここではあえて、違う風に考えてみます。

 

毎月の負担を軽くして、できるだけ長くローンを払い続け、手元に残る現金を多くする。

 

そして金利を上回る方法で運用する。

 

今は絶好の低金利時代、日本は景気が悪いからしょうがないけれど、景気のいい国や会社はたくさんあります。

 

たとえば新興国の株式や海外の業績の良い会社を中心に運用するファンドなどは比較的良い運用実績を示しています。

 

つまり、住宅ローンの金利を上回ることは可能です。

 

月々返済を5万円多くして返済期間を短くするよりも、資金を運用すれば将来のローン負担がプラスを産むのです。

運用をした場合、利息のように毎月きっちりと決まった割合だけ入ってくるわけではありません。

 

月々の実績は上下するものの、長い目でみると目論見と近い運用益が出ているというものです。

 

ただし、大昔から運用（投資）は余剰金でおこなうのが鉄則ですので、ローンがある状態で運用はタブーではあります。

 

運用はしないまでも、ローンは長めで計画を立てて、月々の返済を軽くする利点は大きいもの。

 

たとえば、いざとなった場合に一番頼れるのは現金であること、余裕のある現金ほど頼もしいものはありません。

 

また、将来の収入が下がることも考えられること、ぎりぎりでローンの計画を組んでいたら、即破綻の危険性があります。

 

ちょっと主流とは違う考え方を今回は紹介しました。

 

家を建てるのは大仕事、色々な角度から考えてみることも重要ではないでしょうか。

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