新築一戸建て 3000万円台

トップページ ＞ 新築一戸建ての相場って？高すぎる、安すぎる両方の理由 ＞ 3,000万円台は新築一戸建てに充分な予算、過分なものはないか要チェック

家を建てる上で、一番多くの人が選ぶ価格帯が3,000万円台のゾーンです。

 

この予算ならば建売だけではなく、注文住宅も充分に狙えますし、間取りも自由になります。

 

また、坪単価もちょっと上のクラスのハウスメーカーの選択も可能、60万円～のメーカーが候補に挙がってきます。

 

具体的には積水ハウスやダイワハウス、大成建設、住友林業、セキスイハイム、トヨタホームなどの大手メーカーばかり。

 

ボリュームゾーンだけに激戦区、ネームバリューに恥じない仕事ぶりで、生き抜いてきたメーカーばかりです。

 

積水ハウスは最大手のハウスメーカー、ラインナップの豊富さの一方、注文時の自由度は低め、鉄骨系を得意としています。

 

耐久性では国土交通大臣が認定した制震システム「シーカス」を開発、制震とは地震の揺れを可能な限り抑える構造の事です。

 

ダイワハウスは積水ハウスに次ぐ第2位のハウスメーカー、同じく鉄骨系を得意としていますが、近年は木造にも力を入れています。

 

外張り断熱材「ジーヴォ」がヒットしており、高断熱でもアピール中、総合的に高い評価を得ています。

 

大成建設はRC（鉄筋コンクリート）住宅で有名なメーカー、断熱遮音性に優れており、合成も高い特性を持っています。

 

各社が耐震性能を競っていますが、RC住宅の強さに信頼を置くファンは多いようです。

 

住友林業は木造住宅ではトップメーカー、広大な自社保有林を有しているので有名です。

 

軸組や木造ラーメンなど木にこだわる構法で、木造は地震に弱いという風評をくつがえす実績を持っています。

 

セキスイハイムは工業化住宅で有名なメーカー、工期が短い反面、自由度の低さが指摘されています。

 

トヨタホームは愛知県で抜群の強さを持つメーカー、自動車ゆずりの防錆や耐震などの技術で高い評価を受けています。

 

3,000万円台の住宅は、ボリュームゾーンかつ激戦区なだけに、万が一の売却時にもリセールバリューが高いのも魅力の一つです。

 

しかし不景気のこの時代、そうそう売れるものではありません。

 

そのためにも、資金計画には充分な注意が必要です。

 

せっかく思い切って買った新築一戸建てに、ほんの短い間しか住めないは、値段はつかない、ローンだけ残るでは泣くに泣けません。

 

3,000万円台がねらえるともったら、あえて低い予算で家を建て、不測の事態に備えるというのも、不況期の知恵かもしれませんね。

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