注文住宅 間取り 3階

トップページ ＞ 注文住宅の間取りをこのように工夫してみた ＞ 秘密はエレベータ、自由な間取りの3階で、快適な毎日を！！

都市部でよくみられる狭小住宅の場合、限られた土地を最大限にいかすため、上や下にのびる場合を、よくみかけます。

 

問題は階段、元気でも上り降りは体力を使いますし、足が少しでも弱ったらこれ以上は考えられないくらいの障害です。

 

そこで、家族みんなで使う共用のスペースはなるべく低い階にもってくるようになります。

 

1、2階をリビング、ダイニング、キッチンやバスルームにするのが一般的です。

 

さて、ここで3階のメリットとデメリットを考えます。

 

メリットは、採光と通気に優れる点、プライバシーが守られる点、見晴らしが良い点。

 

デメリットは、階段が長い点、「北側斜線」や「道路斜線」の影響で床面積がせまくなる点、夏などは高温になる点。

 

以上をふまえると、3階の間取りは足腰が元気な子供たちの部屋にするか、趣味の部屋にするのがよい、という結論になりがちです。

 

しかし、先に物書いた通り3階のメリットは、デメリットにまして大きいものがあります。

 

特に、家造りのプロが間取りを考える場合に最重要視する採光と通気の条件がよいというのは、何物にも代えがたいメリットです。

 

そこで、3階にリビング、ダイニング、キッチンを持って来るにはどうすればよいのでしょうか。

 

そのために必要な設備がホームエレベーターです。

 

3階へお客さんを直接通すとき、重い荷物を運ぶときに実力を発揮。

 

同居するのが高齢者、もしくは予備群の場合や障害がある場合は欠かせません。

 

ホームエレベーターを設置している家庭へのアンケートによると、95%が次の家にも設置したいと回答しています。

 

それほど、素晴らしい設備なのです。

 

さらに最近は畳1枚程度の大きさしかないコンパクトタイプもあるので、昔に比べて場所も選びません。

 

デメリットといえば、設置時に200万円、ランニングコストが月に500円、メンテナンス代が年間8万円程度かかる点でしょうか。

 

しかし、後になってエレベーターを改築すると、設置費用はほぼ倍になるといいますから、新築時が一番良い検討の時期です。

 

3階の快適さを満喫し、上がり降りの不便さを解決するという点から考えても、よい出費となります。

 

エレベータを導入することが決まったなら、決まりごとは1点だけ。

 

1階は収納を強力に、エレベーターに乗らないものはすべて1階に。

 

それ以外は、ほぼ自由に間取りが組めます。

 

1階で洗濯して、濡れた衣類を3階で干すといった、階段だけならムリがある動線も問題なくなってしまいます。

 

そして将来的にも安心の住まいになりますね。

 

思い切った投資で一気に間取りも生活も由になる、ちょっと考えどころですね。

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