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こだわった間取りの家に住むことと、快適な毎日の生活は大違い！

いろんな家族がいて、いろんな場所に、好みの家を建てるとなると、こだわりも色々。

 

今、こだわりをもって間取りを考えているのは「キッチン」、「リビング」、「子ども部屋」がベスト3です。

 

この3つを見ると、誰が家作りの主導権を握っているか見えてきます。

 

主婦層です。

 

かわいそうなのは、ご主人。

 

「書斎」、「ホームシアター」、「トレーニングルーム」といった、男性の趣味的なものは、ランク外。

 

どこにこだわりを持つかに関しては、家族で話し合うことが一番です。

 

家族の要望を聞き出しまとめる。

こだわった間取りの家に住むことと、快適な毎日の生活は大違い！

キッチンは対面型に、書斎スペースは絶対、リビングに階段を造ってなど、色々な声が上がるでしょう。

 

これらをまとめるのは大変ですが、みんなが満足する家のため。

 

個々のこだわりを整理しておきましょう。

 

間取りはともかく、子ども部屋の中にいれる家具は全部、子どもたちに決めさせた。

 

 

という、ご夫婦を知っています。

 

当時、小学校低学年、その後10年ほどたちましたが、子どもたちは自分が選んだ、机で勉強に励んでいるとの事です。

 

長いスパンで考える。

 

今は元気でも、10、20年後その保証はありませんし、50、60年後は次の世代の番です。

 

あらかじめバリアフリーにしておくというのも、こだわりの一つ。

 

掃除がしやすいという副産物もあります。

 

家は3回建てないと、満足のいくものにはならない。

 

家造りでよくいわれる言葉です。

 

でも、実際に3回建てることはほぼ不可能。

 

建築士であり設計担当者は、その道のプロ。

 

アドバイスを聞くではなく、いっしょに建てるぐらいの感覚で、家造りという大仕事に取り組まないと、満足の1軒とはなりません。

 

地盤や、光の入り具合、風通し。

 

湿気がたまるというアドバイスを無視して、コンクリート打ちっぱなしの家にしたら、案の定結露がひどい。

 

さらに冬は異様に寒く、夏場は室内でもサングラスが必要。

 

おしゃれな外観を重視したばかりに、そんな笑えない事態になったという話を聞いたことがあります。

 

気に入らないからといって、建てなおせない家。

 

みんなが満足のいく家作りは慎重に、時にはこだわりを捨てる覚悟も必要です。

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