自由設計 注文住宅 間取り

トップページ ＞ 注文住宅の間取りをこのように工夫してみた ＞ 自由設計で間取りを決める、でもどの程度自由なのかは会社次第！！

家を建てよう、どうせなら注文住宅で。

 

そんなことを考えながら、Webで検索をしていると、気になる単語が目につくようになります。

 

「自由設計」

 

思いのままに、好きな家を建てられるイメージがあります。

 

でも、実際は違うことが多いのです。

 

といいますか、自由設計や注文住宅という言葉自体が定義されていないので、使われる場合によって意味合いが違ったりするのです。

 

自由設計とうたっていても「モデルプラン」の中から間取りを決め、数パターンの選択肢からキッチンやバスルームを決めていく。

 

場合によっては、選択肢が異様に少ない。

 

そんな場合が非常に多いのです。

 

ハウスメーカーに依頼する、設計事務所に依頼する、両方とも自由設計と呼んでもよさそうなものですが、

 

好きなブティックへ行って、自由に服を選び、コーディネイトして楽しむ。

 

ブティックがハウスメーカー、選ぶ服が工法や材料、設備……例えるなら、こんな感じです。

 

対して、デザイナーや設計事務所の場合。

 

アトリエへいって、採寸からどんなイメージの服が欲しいか話をして、一着を仕立ててもらう。

 

ハウスメーカーと設計事務所では、プレタポルテとオートクチュールほど違います。

 

どっちがいいとか悪いの問題ではないのです。

 

大手メーカーならば選択肢も豊富、信頼もありますし、組み合わせ次第で個性も出ます。

 

設計事務所でも、こちらの考えをぜんぜんくんでくれない場合もあります。

 

「自由設計」、「注文住宅」これらの言葉に惑わされるのは危険。

 

自分の描いた住宅ができそうにないなら、早々に取りやめることです。

 

思った通りの家ができそうにないから、この会社とはやめておこう。

 

でも、やめられない！！

 

最近よくあるトラブルで、以下はその例です。

 

「自由設計、新築一戸建て」という広告にひかれて、土地の契約と同時に「建築請負契約」を結んだ。

 

その後、自由設計という名前の割りに、自由度が低く、満足のいく間取りができなかったので、解約を申し出た。

 

すると「建築請負契約」をあらかじめ結んでいる、とのことで違約金を請求された。

 

ただ土地を買うのではなく、住宅も建てますよという契約（建築請負契約）を結んだために発生したトラブルです。

 

住宅の建築請負契約は、プランをしっかり練って納得いってから結ぶべきもの、急いで結ぶものではありません。

 

もちろん、土地の購入と同時に結ぶものでもありません。

 

人生の一大事です。

 

ゆっくり時間をかけて、話を進めましょう。

 

万が一、このようなトラブルが起こった場合は、全国宅地建物取引業協会連合会や日本不動産協会に相談してください。

 

取引を行った不動産業者が所属している協会で相談するのがよいでしょう。

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