注文住宅 間取り 5ldk

トップページ ＞ 注文住宅の間取りをこのように工夫してみた ＞ 5LDK、2世代同居も余裕のスペース。狭いめの土地での実現は可能？

5LDKだと、間取りとしては2世代同居も可能なもの。

 

ここでは、狭小地に5LDKを建てるとして、3階建ての計画です。

 

ご両親、夫婦、子ども2人の6人家族。

 

以上で寝室数は5部屋。

 

もう一部屋は和室、客間兼仏間です。

 

まずは2世帯の寝室の場所を考えると、両親は年齢的なこともあるので、1階が寝室。

 

夫婦と子どもは3階に寝室を持ってきます。

 

共有スペースは2階のリビング、ダイニング、キッチンですね。

 

日当たりを考えると、3階を共有スペースにするのも捨てがたいですが、毎回3階までの上がり降りを考慮して2階にします。

 

バスルームは2階にして水周りを集中させます。

 

また、洗濯時の動線から2階に物干しのスペースを取るほうが効率がよいので、2階には大きなテラスをとります。

 

その分リビングが削られますので、フローリングとテラスの素材を同一にし、段差もなくすことにより、連続性を演出。

 

視覚的にも広さを感じ、水遊びやバーベキューもできる多目的テラスとします。

 

1階のスペースが比較的に余裕があるので、収納をできるだけ豊富に取ります。

 

逆に3階がテラス分スペースが厳しくなりますから、子ども部屋にはロフトを設けます。

 

そこで寝てもいいのですが、ロフトは非常に暑く寝苦しいことが予想できるので、収納スペースにします。

 

ベッドを収納式にして、壁面収納を犠牲にする分、ロフトで補うのです。

 

収納ベッドならば、床スペースを生かすことができるので、友だちが遊びに来ても充分な広さとなりますね。

 

また、ロータイプの収納式ベッド同様、机も床に座って使うタイプ、家具類もローチェストでまとめると、部屋が広く感じられます。

 

テラスとの連続性は途切れてしまいますが、共有スペースのリビングは思い切って畳敷きにしてしまうのもアイデアです。

 

その場合リビングは1段高くして、ダイニングとのメリハリをはっきりさせてやると、視覚的にも広さを感じる効果があります。

 

日本人は椅子での生活に不慣れな分、畳を恋しく思うものです。

 

スリッパをはかない、ちょっと疲れたらそのまま横になれる、直接床に座るといった行動は思いのほかリラックスできるはず。

 

その場合、洋風のダイニング・キッチンとの洋風の雰囲気を壊さないように、縁ナシのカラー畳などを検討してみてください。

 

その場合、リビングの家具類はできるだけシンプルで色使いも抑えたものにすると、いい具合にマッチするはずです。

 

いざとなったら、お客さん用の寝室として使うことも可能です。

 

今回想定した床面積などは以下の通りです。

 

建築面積　35坪
延べ床面積　85坪
キッチン　5帖、リビング・ダイニング　12.5帖、部屋　8帖、6帖×4

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