ヘーベルハウス 断熱材

トップページ ＞ へーベルハウスへの注文住宅の特徴が坪単価から見えてくる ＞ 断熱材の厚さは？ヘーベルハウスが1階床に使うのは従来の3倍！

注文住宅を建てて気になるのは、その断熱性。

 

もし断熱性能が悪ければその分夏は暑く、冬は寒い家となってしまうからです。

 

ヘーベルハウスには「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」というものがあり、これによって断熱性を高める工夫をしています。

 

1階の以下には厚さ100㎜の床ヘーベルがあるのですが、これに、それまでヘーベルハウスが採用してきた基準の3倍の厚みである60㎜の断熱材を重ねています。

http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/technology/04.html/

 

これによって厚い断熱層を作り、強化することができるというのがヘーベルシェルタードダブル断熱構法です。

 

寒いと言われていたヘーベルハウスですが、これらの日々の進歩によって段々と改善されていっているようですね。

 

ロングライフ住宅というからには毎日快適でいたいので、私ならこの構法のように断熱材は厚みのあるものを使ってほしいです。

 

q値とは、断熱性を数値化したもので、この数字が低ければ低いほど良いです。

 

ヘーベルハウスは公式にq値を発表していないとされており、外野からの情報だと2.7くらいではないかと言われているようです。

 

これはあまり低い数値とは言えず、夏に暑く冬に寒い家と判断されてしまいます。

 

q値は、注文した窓ガラスやサッシなど、オプションによっても変動するので、ヘーベルハウスの注文住宅全てのq値が2.7だとは限りません。

 

工夫次第でもっと良い断熱性を手に入れることはできますが、逆を突けば標準仕様ではやはり快適とは言いにくいのかもしれません。

 

ヘーベルハウスは地震にはめっぽう強いのですが、断熱性や気密性という話になるとあまりアピールしていないのが気になります。

 

ここを強化するには費用がかさみそうですね。

 

陸屋根が多いヘーベルハウスは特に、雨漏り対策に力を入れています。

 

そのために、フラットルーフ部分には防水シートが欠かせません。

 

これは室内プールでも使うほどのものだというので、使っている限り雨漏りがでるようなことはなさそうですね。

 

問題は、防水シートが剥がれないかどうかです。

 

ヘーベルハウスでは60年もつ家を実現させるために、防水シートの点検、必要であればその張替えも行っています。

 

中には張替えると200万円すると見積もりを渡されたというところもあるので、高額になることは否めないでしょう。

 

高分子系防水シートといえど、剥がれてしまってはそこから雨漏りをする可能性もあります。

 

メンテナンスにはお金がかかることを意識しないといけませんね。

 

いくらしっかり張っても時には逆らえないようです。

 

ヘーベルハウスは鉄骨住宅であることから、シロアリ被害はないと言い切るところもあります。

 

しかし、全てが鉄骨でできているかというとそうではありませんね。

 

断熱材に使われているネオマフォームなんかは柔らかいのでシロアリも食べます。

 

となると、展示場に書かれている「防蟻処理不要」というのは嘘になってしまいます。

 

食べられるところは食べるのがシロアリですから、全くもって防蟻処理が必要ないかと言われれば、いるというのが答えでしょう。

 

鉄骨を売り出しているからか、ヘーベルハウスはシロアリ対策には力を入れていないように感じます。

 

確かに木造ほどのダメージは受けないでしょうけれど、家のどこかしらが悪くなるのであればきちんとした対策を行っておいてほしいなと思います。

 

注文住宅の場合は、防蟻処理についての回答をもらっておきましょう。

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