ヘーベルハウス 一戸建て 値段

トップページ ＞ へーベルハウスへの注文住宅の特徴が坪単価から見えてくる ＞ 割安？ヘーベルハウスの一戸建ての値段は意外と高くない！

へーベルハウスと聞くと坪単価の高さばかりが目立ちますが、実際に建てられた一戸建ての値段で見ると、それほど高くないという印象です。

 

これは、一戸建ての延床面積が狭いから、狭小地に強いへーベルハウスならではの特性。

 

グロスの値段で考えてみましょう。

 

高い高いといわれるへーベルハウス、その理由は構造に重量鉄骨を用いているから。

 

耐久性や耐震性の高さを求めているならば、高層ビルと同じ構造で造られていると聞くと、おもわず惹かれてしまうもの。

 

一戸建ての値段が高くなるのもしょうがないかなと思ってしまいます。

 

さて、そんな風にへーベルハウスは高いと割りきった上で、注文住宅を依頼してくるようなお客さんばかりならいいのです。

 

ところが近年は人口減がトレンド、不況もあり住宅の着工件数自体が減っていますから、客のえり好みなんぞはできません。

 

加えてローコスト系の住宅が流行っていますから、それらと坪単価で勝負しなくてはなりません。

 

そんな影響からでしょうか？

 

へーベルハウスの営業担当に坪単価の話題を振ると、65～70万円程度で建ちますとの返事が返ってくるのです。

 

まあ、実際に一戸建てを建てるとなると、そんな値段では絶対に無理なのですが。

 

手元の坪単価についての資料をみると、へーベルハウスの坪単価は平均で84.3万円。

 

数ある住宅メーカーの中で堂々の３位を獲得しています。

 

反して、一戸建てを建てるのにかかる平均の値段は3,091万円。

 

これは平均の延べ床面積が36.7坪と狭い住宅が多いことが原因。

 

狭い敷地が得意なへーベルハウスという特性によるものでしょう。

 

一戸建ての平均価格で見ていくと、ランキングは６位までに落ちてしまいます。

 

ん？世間でいわれているほど、へーベルハウスは高くないのではないかと思ってしまいますね。

 

つまり、狭小地に建てるならばへーベルハウスがいいのではないか？と思ってしまうのです。

 

坪単価でみれば高い部類に入ってしまうへーベルハウスではありますが、一戸建ての値段でいうとそうでもありません。

 

特に耐火性や防音性の高さといった、へーベルハウスの特性は狭小地に向いています。

 

そんな場所での一戸建てはへーベルハウスがよいのではないかという感想を持つのです。

 

最近は郊外型の「邸宅」としての提案、「フレックスレジデンス」なんてとんでもないものも出てきてはいます。

 

しかし、これは飽くまでもイレギュラー、へーベルハウスを検討するメインの客層に向けたものではありません。

 

だって、延床面積138坪、坪単価は200万円、総工費３億円、、、って誰が建てられるんだよ、こんな家。

 

これは、話題になった成城に建つモデルハウスの価格ですが、これは本来の客層をミスリードしてしまう例。

 

一戸建ての値段で考えるならば、決して高くない、これがへーベルハウスなのです。

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