ヘーベルハウス ベランダ タイル

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へーベルハウスはベランダを活用する提案が豊富ですが、その床の選択は迷うところです。

 

タイルを選択するならば、楽しむには工夫が必要。

 

へーベルハウスの提案通りにアウトドア風に楽しむのなら、タイルの床にはコストがかかるのです。

 

へーベルハウスが営業所を構えているのは都市部が多い、これは得意とする住宅がどちらかというと都市型のものだからです。

 

都市型の住宅の大きな特徴として、充分に敷地面積が取れないというものがあります。

 

そこで、へーベルハウスが提案するのは縦に長い住宅、居住スペースを上に積み上げていきます。

 

そして充分に取れない庭のスペースに代わるものを、２階や屋上に持ってこようというもの。

 

盛んに売り出している、アウトドアリビングがそれにあたります。

 

広いとはいえないリビングとベランダを連続した空間にして、解放感と面積を確保しよう、これが「アウトドアリビング」です。

 

アウトドアリビング、非常に楽しそうなアイデアではあるのですが問題はベランダとリビング、どうやって連続性を出すかです。

 

そこでへーベルハウスのモデルハウスでは、ウッドデッキとタイル貼りの２つの提案がなされています。

 

ウッドデッキのメリットは、裸足で出ても熱くなく、やさしい木の質感がある点。

 

デメリットは経年劣化とメンテナンスの手間がかかる点になります。

 

また、タイル貼りのメリットは経年劣化がほぼない点と、メンテナンスの手間がかからない点。

 

逆にデメリットは、照り返しが強い点と、夏場は高温になり裸足では歩けないといった点。

 

どちらも一長一短、施工にかかる費用は仕様にもよるので一概にはいえませんが、それほど大差はないはずです。

 

タイルのデメリット、裸足で歩けないぐらいはサンダルでも履けばいいのですから大した問題ではありません。

 

しかし照り返し、これは舐めていると大変なことになります。

 

夏場の照り返しの破壊力は相当なもの、そんな家を何件も見てきました。

 

対策はオーニング、収納式のヒサシがいいでしょう。

 

へーベルハウスの２階リビングで考えると、限られた日光の有効活用をしなくてはなりません。

 

そうなるとオーニングを選択するのがベストなのです。

 

外遊びをしたい場合もオーニング、予算的に厳しいのならばターフをひっかけられるフックはあらかじめ仕込んでおく。

 

この程度の工夫は必要となります。

 

アウトドアリビングはなかなか魅力的なアイデアですが、そこで何をするかによって造っておくべき設備が変わります。

 

後から付けようと思っても、予算を捻出するのは厳しいものです。

 

ならば、建築時に思い切ってつけてしまう。

 

タイル張りにするならなおさら、オーニングは必須です。

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