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ヘーベルハウスの家が雨漏りするって本当？長期保証なら万が一の時も安心

 

メリットが多い陸屋根はへーベルハウスにも用いられていますが、雨漏りが多いという噂も根強いもの。

 

しかし、へーベルハウスは保証も20年間付いています。30年目にメンテナンスは必要ですが、雨漏りが特に起こりうるということではないのです。

 

 

 

最近では夏場に線状降水帯が発生して、経験したことのない豪雨に見舞われることも多くなってきました。

 

豪雨で堤防が決壊したり、床上浸水したりといったニュースも毎年の事になりつつあります。

 

ちょっとやそっとの雨なら大丈夫でも、何十年に一度のレベルの雨では雨漏りも心配です。

 

そんな豪雨が毎年の事なのに、短い期間しか保証されない家だと何かと不安ですよね。

 

また、冷蔵庫や洗濯機等、大型家電が保証期間が終わったとたん壊れるなどという話もよく耳にします。

 

家電と住宅は違うので、保証が切れたとたんに雨漏りになるなんてことはないでしょうが、それでも保証が切れてしまうというのは、何とも不安な気持ちになるものです。

 

そういった不安に対応してなのか、大手と呼ばれるハウスメーカーでは無料点検や、長期保証を売りにしている事が多いです。

 

保証や点検が長くても30年程度、短いと10年目までというメーカーもある中、ヘーベルハウスでは、５年に一度の点検が建築後60年間無料で受けられます。

 

出典：ヘーベルハウス公式サイト　長期保証について

 

初期保証の内容も下記の通り、かなり長期に設定されています。

 

 

しかし、「30年目に一度に保証が切れてしまうのが心配」と考える方もいると思います。

 

ヘーベルハウスでは有料ではありますが、30年目に指定のメンテナンスを受ける事により、一部の保証をさらに30年延長することが可能となっています。

 

35歳で家を建てたとしても、95歳まで保証してもらえると考えると、かなり安心できますね。

 

先行き不透明な世の中ですし、老後の生活に家の心配がないというのは、年金よりも良い投資と言えると思います。

 

 

実家が建てた築五年のヘーベルハウス住宅で、実際に起きた雨漏りの体験をブログで公開されている方がいました。

 

もともと不動産業界で仕事していたため、完成検査の段階で雨漏りの原因となった部分の施工の違和感について、既に指摘していたそうですが、残念ながら雨漏りが発生してしまったようです。

 

ヘーベルハウスの担当者にも、最初は雨漏りと認められず、かなり困ったようです。

 

 

ですが、ゲリラ豪雨の際に実際の様子を見てもらい、やっと雨漏りだと認められました。

 

気になる修理費は「ヘーベル側の費用負担」にて行われる事になったそうです。
＜参照元＞https://ameblo.jp/ossanmasa/entry-12643705186.html

 

住み始める前から、指摘していたにも関わらず、いざ雨漏りになってもなかなかミスを認めてもらえないのは、かなりのストレスだったと思います。

 

こちらの雨漏りの事例の場合、雨が降りこむ場所の排水口の位置が悪く、水が長時間とどまって劣化が進んだ事が原因ではないかと考えられています。

 

この問題に関しては他でも同様な案件が発生し、現在では仕様が変更されているそうです。

 

これから建てる分には、問題なさそうで一安心ですね。

 

もし2020年以前に建てられた方は、同じような部分がないか一度確認しておくと良いかもしれません。

 

陸屋根とは、地面と平行に付いている、傾斜のない平面の屋根のことを指します。

 

陸屋根はへーベルハウスのほとんどのモデルに用いられているもの。数々のメリットもあるのです。

 

例えば、見た目がスッキリして、日本古来の住宅と差別化できる。

 

へーベルハウスの外観があか抜けて見えるのは、地面と平行・垂直の線のみで構成された外観に負うところが大きいですね。

 

また、屋上のスペースのメンテナンスがしやすい。

 

他にも、足場を掛けたりする必要がありません。

 

この事とも関連があるのですが、屋上のスペースを活用できる。例えば太陽光パネルを設置したり、屋上に植木鉢を並べることもできます。

 

さらに、へーベルハウスの提案によくあるような、簡易アウトドア施設として活用してみたりという使い方もできます。

 

最後に、傾斜がついた切妻屋根や固流れと呼ばれるものは屋根裏スペースができてしまいます。

 

対して陸屋根は屋根裏のスペースができない、ですから居住スペースを広く取ることができるというメリットもあるのです。

 

そんな陸屋根なのに、いまだに傾斜した屋根が主流なのはデメリットがあるから、もしくはあると信じられているから。

 

よくいわれるデメリットは雨漏りといわれていますが、本当に陸屋根は雨漏りが多いのでしょうか？

 

ところで陸屋根に限らず、すべての住宅は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によって守られています。

 

その内容は以下の通り。

 

「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」については引渡後10年以内であれば、住宅供給者は瑕疵担保責任を負う。

 

つまり10年以内に雨漏りしたならば、メーカーは補修などをおこない、責任を負わなくてはいけないということです。

 

これに加えてへーベルハウスでは躯体と外壁などの防水については20年間の保証がついています。

 

20年間という長さは他の陸屋根を採用していない住宅メーカーと比較しても長い期間。

 

ならばへーベルハウス雨漏りの心配はないのか？というとそうではありません。

 

住宅ローンを組むときに、一緒に火災保険に加入したかと思います。

 

雨漏りが発生した場合、火災保険は適用されるのでしょうか。

 

決して安くはない掛け金を支払っているので、使えるものは使いたいですよね。

 

車の保険や、ケガの保険と同様に、火災保険にも適用されるケースと適用されないケースがあります。

 

火災保険の適用されるケースは主に３つです。

 

 

風災・雪災・雹災とあまり耳慣れない言葉ですが、読んで字のごとく、それぞれ台風などの風による災害、雪による災害、雹による災害の事を言います。

 

当然ですが、契約した保証プランに雨漏りに対する保証が入っていなければ、保証はされません。

 

台風も年々大型化しているので、万が一に備えて一度プランの確認をしておきましょう。

 

さらに、保険には保険法で定められた時効があり、保証の請求期限は災害に遭ってから３年以内に限られています。

 

３年以内に請求できるのであれば、修理が済んでから請求することは問題ありません。

 

災害の直後は何かとバタバタして忙しいので、うっかり請求し忘れないように注意が必要です。

 

また、初期不良や経年劣化、自分がＤＩＹで開けた穴から雨漏りしたといった、災害以外が起因となって発生した雨漏りについては保証対象外となります。

 

新築だとしても、メンテナンスをしていたとしても、台風などで重く固い物が飛んできたり、劣化によって気が付かない内にあいた穴があれば、そこから雨漏りは発生します。

 

もし、雨漏りが発生したらプロに修理をお願いする必要がでてきますが、実際に訪問して作業してもらえるまでには時間がかかります。

 

その間、ずっと晴れていれば良いのですが、そうではない場合の雨漏りをどうするかが問題。

 

調べてみたところ、本格的な修理以外に、応急処置を行ってくれる業者もあるようです。

 

ですが、プロの修理にお金がかかるのが分かっているのに、余計なお金をかけたくないという気持ちもありますよね。

 

あくまで応急処置なので、屋根の上等の危険な場所はともかく、室内などの自分でできそうなところは自分でやってしまいましょう。

 

 

屋根の応急処置については、プロでも死亡事故が起きるほど危険なので、基本的に素人はやらない方が良いでしょう。

 

あくまでも、家の中やベランダ、柵のある屋上といった危険の少ない場所での作業にとどめてくださいね。

 

さて、この中で実際に行うとしたら、バケツで天井からのしたたりを受け止めたり、窓の隙間からの雨を拭き取ったりがほとんどかと思います。

 

天井からのしたたりは、屋根裏に入れるようなら屋根裏の雨漏りしている部分に、バケツを置くと良いでしょう。

 

天井が雨で濡れたままだと、腐ったりクロスにシミが出来たりして、修理にかかる費用が増えてしまいます。

 

同様に窓の隙間からの雨も、壁や床に長時間水がついている状態は避けましょう。

 

大きな台風や豪雨の前は防災グッズの他に、バケツと雑巾にできそうなタオルのセットを準備しておくと安心です。

 

雨漏りが酷ければ、直ぐに修理をお願いするのですが、目に見える部分の被害が少ないと、修理の依頼も後回しになりがちです。

 

もし、雨漏りを放置するとどうなるのでしょうか。

 

調べてみたところ、以下のような被害が発生するようです。

 

 

じわじわと見えないところに広がり、柱や土台にまで被害が進んでしまったら、修理するのに時間もお金もかかります。

 

柱や土台にダメージがある時に、大きな地震が来たら大変です。

 

断熱材が傷んでしまうのも、夏の暑さや冬の寒さを防げなくなります。

 

カビやダニも、アレルギー発症リスクが上がります。

 

せっかくのマイホームなのに、そのせいで体調を崩したり、ケガをしたら悲しいですよね。

 

更に、軽度の劣化であれば10万円以内で修理可能だそうですが、重度の劣化があれば修理代金は数百万になる可能性もあるそうです。

 

災害が起因となって起きた雨漏りなら保険も適用されますが、経年劣化であれば保険が適用されない場合も出てきます。

 

ヘーベルハウスであれば、長期保証があるので基本的には安心ですが、ヘーベルハウス以外の業者にリフォームを依頼した場合等には、長期保証も適用されない可能性があります。

 

雨漏りに気が付いたら、被害が拡大する前に修理を手配しましょう。

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