ヘーベルハウス そらのま 坪単価

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ただでさえ高いへーベルハウスの坪単価は「そらのま」を採用すると、ますます高くなります。

 

しかし、その分快適性はアップ。

 

他の高坪単価のメーカーと比較しても、「そらのま」というアイデアなど、へーベルハウスは魅力的なのです。

 

2階にリビングを持ってくるというへーベルハウス、イチオシの間取り。

 

それを強化するのが「そらのま」であり「そらのま＋」です。

 

都市部の住宅で求められているものの、不足しがちな庭のスペースを屋上、もしくはリビングの延長で造るというアイデア。

 

特に「そらのま＋」は従来から打ち出している2階リビングを強化する上でも、よく考えられたものです。

 

屋上をそこまでして活用する必要があるのか？とか、リビングの延長を屋外に持ってくる必要があるのか？

 

こんな疑問が浮かんでしまいますが、両者とも、狭小地においては切実な問題を解決しようとした結果。

 

本州の太平洋岸にしか事業所を持たないへーベルハウスらしい商品です。

 

重量鉄骨、ALCの外壁と建築費が高価になる要素満載のへーベルハウス。

 

坪単価は一番プレーンなキュービックの場合で65～75万円が相場とされています。

 

この時点で「高級」ハウスメーカーに分類されるぐらい高いのですが、これに「そらのま」や「そらのま＋」を加えると、

 

坪単価にして＋5万円～ぐらいが相場になるという計算です。

 

もちろん坪単価は目安でしかありませんから、何の参考にもなりませんが、これにオプションを加えていくと、まあ高い。

 

こんな結果が予想されます。

 

しかし、それだけの坪単価をかけてでも充分な庭をとれない都市部における、疑似庭の空間に対する欲求は高い。

 

実際、へーベルハウスが受注する住宅の20%弱は2階リビング。

 

「そらのま＋」を発表した2011年当初は10%弱だったといいますから、それだけ潜在的に需要があった間取りなのでしょう。

 

例えば同等の価格帯に分類される「スウェーデンハウス」や「三井ホーム」。

 

スウェーデンハウスが輸入住宅ならではの、三井ホームが洗練されたデザインや間取りをそれぞれウリにしているならば、

 

へーベルハウスのデザインや間取りは、はっきり他社と差別化ができている分、それ以上に魅力的なものに映ります。

 

構造で考えてみると、三井ホームが採用しているのはツーバイフォー、ローコスト系の住宅と同じです。

 

坪単価が高価格であるという説得力に欠けます。

 

その点、へーベルハウスは重量鉄骨とALCという他社とはっきり違う特徴を持っています。

 

同様に、スウェーデンハウスは北欧輸入住宅ならではの高気密・高断熱を採用しているので高坪単価であるという説得力はあります。

 

しかし、構造の頑丈さで考えた場合はへーベルハウスに劣ってしまう気がしてなりません。

 

「そらのま」、アイデア満載で丈夫なへーベルハウス、坪単価が高い分の魅力はある住宅メーカーです。

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