イシンホーム 全館空調

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イシンホームで標準装備になっているのは換気システムであって、全館空調ではありません。

 

全館空調並みの効果があるかというと、いくらイシンホームが優秀でもそこまで期待するのは酷というもの。

 

やはりオプション料金が必要になるでしょう。

 

よく間違えられるのですが、全館空調と換気は違うのです。

 

全館空調を得意としている住宅メーカーは三井ホームやミルクリーク。

 

イシンホームは全館空調を標準では取り入れていません。

 

全館空調のメリットは、家中どこへいっても同じ温度に調節されているという点。

 

暖房機の周りに家族が固まる、こんな事態が発生しません。

 

また、全館空調は24時間冷暖房は入れっぱなしとなりますから、寒い朝に布団から出るのが億劫という事態が起こらない。

 

まあ、光熱費や故障の場合を別にすれば、実に快適なシステムなのです。

 

イシンホームが取り入れているのは「Eco-i熱交換換気システム」イメージ図を見ていると、まるで全館空調のように描かれています。

 

しかし、家中の空気は床下の熱交換型の換気システムを通して循環するものの、全館空調ではありません。

 

ただ、換気システムが熱交換型になっていますから、温かい・涼しい室内の温度を保ちながらの換気が可能。

 

イシンホームのデータによると約８割の温度は保たれ、その分、光熱費が抑えられるという考え方になります。

 

このイシンホームの換気システム、他にも色々と工夫がされています。

 

例えば、外気を取り入れる際のフィルター。

 

メーカーに寄ってはフィルターの設置されているのが、カンタンに取り替えられる位置にない。

 

これでは、せっかくの新鮮な空気が汚れてしまったり、換気効率が落ちてしまいます。

 

イシンホームの場合は、簡単に取り外せる位置にフィルターを設置。

 

カンタンに水洗いできるように設計されていますので、いつでも取り入れる空気はキレイなままなのです。

 

エアコンで快適に保たれた空気の温度が変化せずに全館に行き渡る。

 

これは、全館空調ではないか？そんな考え方もできるとは思うのですが、実際そこまで優秀ではありません。

 

換気システムと全館空調はやはり違うもの。

 

確かにイシンホームの住宅は、断熱性も非常に高い設計になっています。

 

しかし、換気システムがどれだけ優秀でも、やはり全館空調と考えるのは無理があるのです。

 

今ではダイキンなど各メーカーから全館空調システムは発売されています。

 

ですから、三井ホームやミルクリークなど特定の住宅メーカーでなくても全館空調を入れることは可能。

 

イシンホームでも料金を上乗せすれば可能になるでしょう。

 

ただ、全館空調システムのメリットは大きい一方で、デメリットも非常に大きいもの。

 

どれだけ断熱性や気密性に優れていても、光熱費がかかってしまうものなのです。

 

よく比較・検討する必要があると言えるでしょう。

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