ミサワホーム 保証

トップページ ＞ ミサワホームは低めの価格帯で実はお値打ち！ ＞ ミサワホームで建てたら保証はいつまで続くのですか？

ミサワホームの保証は非常に長い、そんな風に考えがちですが、これはミサワホームが指定する点検と補修をおこなった場合のみ。

 

そんな条件を外すと、保証期間は特別長いというわけではないのです。

 

住宅の保証が長い、というのは住宅メーカーの大きなセールスポイント。

 

近年は大手住宅メーカーは競って保証期間を伸ばす傾向にあります。

 

ミサワホームの場合、ホームページで述べているのは「建物が存在するかぎり保証が続く」という内容。

 

一旦建てたらずーっと保証してくれる、すごい！！と思ってしまうのですが、よく見ると、、、。

 

「耐久診断と耐久工事により」という条件が付いているのです。

 

これはどういうことでしょうか？

 

「耐久診断」、これは保証を延長できるかどうかのチェック。

 

15年とか30年とか、そんな節目にメーカーが入れてくるチェックです。

 

ここで問題が見つかったら、ミサワホームに依頼して「耐久工事」を入れること。

 

診断の費用は無料ですが、工事の費用はもちろんミサワホームのオーナー持ち。

 

拒むこともできまるでしょうが、そんな場合は保証は終了。

 

まあ、雨漏りなどが起こっても自分たちで補修してね、、、といわれてしまうのです。

 

住宅と家電は、製品の規模も金額も大きく異なります。

 

ですから壊れれば保証をする、という単純なものではありません。

 

ミサワホームの場合、永久に保証してくれるというのは条件付き。

 

ミサワホームが指定する通りに、耐久診断と耐久工事を入れた場合のみなのです。

 

これにより、30年目まで保証してくれるといいますが、、、もちろん耐久工事の費用はオーナー持ち。

 

つまり、定期的に補修工事、それもミサワホームが推奨する方法で工事をおこなったら保証をしますよということ。

 

といいますか、住宅メーカーの長期保証とは、ほとんどの場合がこれ。

 

メーカー推奨の補修をおこなったら保証しますよ、というものです。

 

では、住宅に問題が起こった場合に、無条件で保証してくれる期間はどれだけなのか？

 

ミサワホームの場合、10年間ではあるのですが、、、住宅の部位全てが対象というわけではありません。

 

対象は建物の構造体力上主要な部分、つまり躯体や雨漏りに関する部位と限定されています。

 

住宅は建ててしまえばおしまいというわけではありません。

 

直しながら住むものということは理解はしていますが、ミサワホームの保証が付くからといって指定の通り補修を行う。

 

いくらリスクが少ないからといって、これが一番うまい方法とは少し考えにくいのです。

 

念のためという理由で、本当はまだ持つであろう住宅の部位をミサワホームの指定の通りに補修する。

 

これが、コストが低いということはなさそうです。

 

保証を過大に評価するのも、あまりいい傾向とはいえなさそうです。

スポンサーリンク