県民共済住宅 バルコニー 防水

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県民共済住宅で用意されているバルコニーの防水方法には２つあります。

 

防水の事と加えて検討したいのは、バルコニーの屋根の件。

 

防水と使い勝手、両方に影響するのです。

 

県民共済住宅では、こちらから要望を通すことが重要になってきます。

 

バルコニーは防水が大切とよくいわれます。

 

県民共済住宅では、そんな声に答えて２種類の防水を用意。

 

１つ目は防水シートを使用するもの、２つ目はFRPを使用するものとなっています。

 

防水シートとは厚さ１mm程度のゴムシート、これを貼ってバルコニーを防水。

 

FRPとは繊維強化プラスチックのこと、ユニットバスや船体にももちいられる丈夫な素材。

 

丈夫で硬さがある一方で割れる危険性がある、ゴムシートはその心配がありません。

 

さて、どちらがいいか？

 

FRP防水は県民共済住宅のオプションとなっているというので、どれだけ高額になるか身構えたくなるもの。

 

しかし、実際は微々たるもの、こんなところが県民共済住宅、だから好きな方を選ぶのが良さそうなのです。

 

防水といえば長年問題視されていたのが地面と平行に取り付けてある陸屋根。

 

平面だから水はけが悪く、どうしても防水面が弱点となっていました。

 

陸屋根で用いられている防水は、現在半数以上がFRP防水とか。

 

そんな話を聞くと少しの費用の差ならば、FRP防水を選びたくなるのですが、問題は施工の難しさ。

 

話によると、FRPの施工を嫌う建築士もいるようです。

 

無難に行くならば標準の防水シート、万全を期すならばFRP。

 

いずれにせよ、10年間の保証は付いているのですし、将来的にメンテナンスは不可欠。

 

それほど防水方法にこだわる必要はなさそうなのですが？

 

バルコニーの防水にこだわらない一方で、こだわったほうがいいのがバルコニーの広さと屋根のあるなし。

 

他の項目でも考えた件ですが、こちらはバルコニーの使い勝手に大きく関わってきます。

 

県民共済住宅で標準で施工してくれるバルコニーの広さは２坪。

 

洗濯物を干すにしても少し狭いような面積。

 

ガーデニングや水遊び、レクレーションのスペースと考えるならば全然足らないといえるでしょう。

 

バルコニーの拡大に必要なオプション料金は、１平方m当たり４万円強だとか。

 

これまた良心的な価格で、さすが県民共済住宅といったところ。

 

屋根を広くしてベランダにする、これにかかるオプション料金は、１平方m当たり５万円。

 

防水にも大きく関わってくる要素ですから、考えどころではないでしょうか。

 

防水仕様の選択と異なり、外観デザインにも大きく関わってくるバルコニーのベランダ化。

 

屋根を大きくする以外にもエクステリアで付けてしまうとか様々な方法があるものです。

 

こんな場合ならば、例えばこの後付けの屋根を付けましょう。

 

通常の住宅メーカーなら当たり前の、この手のアドバイスが期待できないのが県民共済住宅。

 

他の項目でもお話した通り、その分、こちらが勉強しなくてはいけないのです。

 

その分、コストパフォーマンスが抜群になる。

 

これが県民共済住宅の弱点であり魅力でもあるのです。

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