県民共済住宅 ダウンライト

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昔はダウンライトを用いることはありませんでしたが、ちょっと雰囲気が出るダウンライトは便利で楽しい照明です。

 

県民共済住宅の照明は坪単価に含まれるもの。

 

その予算内で充分な照明が設けられるはず。

 

これも、県民共済住宅ならではですね。

 

住居用の照明は主にシーリングライト、ブラケットライト、ペンダントライトそしてダウンライトにわけられます。

 

最も一般的なものはシーリングライト、天井に直接つけるタイプのもので、乳白色のカバーがかかっており、180度光が拡散します。

 

ですから、1灯で充分明るく部屋全体を照らすので、メインの照明で用いられる場合が多くあります。

 

ブラケットライトは壁面に取り付けるもので、直接の明りと壁面に反射した明りで部屋を照らします。

 

ペンダントライトは天井からぶら下げるタイプのもの。

 

大きいタイプはシーリングライト同様、部屋全体を照らす主証明として働きます。

 

小さなタイプは照らす範囲が狭いので、スポット的な役割で用いられます。

 

ダクトレールを配して、そこから電源を取るようにすると、照明の移動も楽なので、目的に応じて用いることができます。

 

そして、ダウンライトは天井に埋め込むタイプの照明。

 

光の拡散範囲が狭く口径も小さいものが多いので、スポット的に使うか、部屋の雰囲気を演出するのに用いられます。

 

さて、県民共済住宅の坪単価には様々なものがあらかじめ含まれていて、その中には照明の代金も入っています。

 

1平方mあたり1,750円がその額のようで、延べ床面積40坪で試算してみると、23万円強。

 

これだけの予算があれば、デザイナーのペンダントライトや豪華シャンデリアでも選ばない限り照明を選ぶことができます。

 

照明は部屋の雰囲気を左右する重要な要素、照明選びは注文住宅の醍醐味の一つです。

 

ホテルの部屋やレストランなど、ダウンライトしか設置されていないケースがよくあります。

 

暖色系で暗めの照明はリラックスできますし、食べ物や食器がきれいに見えるという点がメリット。

 

一方デメリットは暗い、調理や読書などをする場合はダウンライトだけではどうしても不十分です。

 

リラックスの用途の部屋なら、ダウンライトだけという選択はあるのでしょうが、一般家庭ではいかがなものでしょう。

 

よく見かけるのがシーリングライトを主照明に、ダウンライトを副照明に用いて併用するケース。

 

両方とも調光できるタイプにしておくと、2つの光のミックス具合で部屋のムードがガラリと変わり、その表情を楽しめます。

 

例えば映画を鑑賞した後、余韻に浸りたいのにいきなり、シーリングライトでは雰囲気もぶち壊し。

 

ダウンライトの明りを落として、しみじみするなんて使い方は、なかなか洒落ています。

 

日常生活にちょっとしたアクセントを加えるうえでも照明選びは重要。

 

その「ちょっとした」工夫が家に対する愛着を育てるのです。

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