県民共済住宅 サイディング

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県民共済住宅で用意されている外壁は、ALCかサイディング、一長一短ですが、デザインを重視するならサイディングがおすすめです。

 

家の表情を決める重要な要素ですから、県民共済住宅ショールームで見比べてみてください。

 

住宅にとって外壁は、自然環境から内部を守る重要な役割を負っていますので、様々な条件をクリアする必要があります。

 

耐久性はもちろん、価格が安いことや施工の手間がかからないことも重要な条件です。

 

高い断熱性や防音性は快適な生活を送る上で欠かせませんし、重量やデザイン性もクリアすべき条件です。

 

これらを満たすものがALCやサイディング。

 

従来のモルタルに代わる外壁の主流になっており、県民共済住宅でも標準の仕様です。

 

以前、外壁はすべて左官工による手作業でつくられていました。

 

一軒ごとに表情が変わり味わい深いものですが、手間も工期もかかるため、今では主流ではなくなっています。

 

県民共済住宅で標準で選べる外壁はALCとサイディングの2種類。

 

ALCとは軽量発泡コンクリートのこと。

 

ヨーロッパで開発された素材で、サイディングなど他の外壁材と比較すると、厚みがあるとことが特長です。

 

ですから高い耐久性と断熱性を持っており、大手ハウスメーカーならへーベルハウスが使用しています。

 

一方サイディングは、最も広く使われている外壁材、金属系や窯業系など複数の種類があります。

 

県民共済住宅の標準仕様はコンクリートを窯で焼いてつくる窯業系のサイディングです。

 

特長は、色や柄が豊富で施工がカンタンな点で、メーカーでいうとニチハ、ケイミュー、トステムなどが用意されています。

 

両者を比較していくと、厚みはALCが37mm、サイディングは16mmとなっていますので、断熱、防音の面でALCの方が優れています。

 

一方できれいさは長持ちするのは、表面に防汚加工がされているサイディング。

 

ALCはもともと無着色なので塗装をすることで表情を出していくのでバリエーションが多くはありません。

 

サイディングの方は工場出荷時に色を塗り分けたりできるので、デザイン性に富んでいます。

 

メンテナンスは両者とも定期的に必要で、15年程度で再塗装が必要で差はありません。

 

機能性重視ならばALC、デザイン性を重視ならばサイディング。

 

例えば、外見をツートンにしたい場合は、サイディング以外に選択はありません。

 

県民共済住宅が建つのは埼玉県、ひとくくりにしてしまうのはよくないとは思いますが、極端に寒い地域ではないはずです。

 

そう考えると、サイディングの方がいいのかな、と思ったりします。

 

いずれにせよ、県民共済住宅のショールームにはサンプルが用意されていますので、比較検討を。

 

外壁は家の顔とも呼べる大切な要素、存分に悩むのも楽しいものです。

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