親の介護を快適にするためにリフォームを検討
誰もが親の老後、もしくはパートナーの介護を覚悟しなければいけない時代になってきました。
若いときは考えもしなかったことが、年を追うとともに発生してくるものです。
介護を辛いものにするかどうかは、住む家の状態によると言っても過言ではないでしょう。
介護者が、楽に介護を遂行できるように、リフォームのポイントを検討し、記事にまとめました。
目次
- 助成金がもらえる介護リフォームってどんなリフォーム?
- 介護リフォームの補助金申請はどこに行けばいいの?
- 価格が気になる介護リフォーム、皆いくらくらいかけている?
- 見積もりは慎重に!介護リフォームにかかる金額
- 予算はどれくらい必要?介護のためのリフォーム
- 介護リフォームの費用の相場は?少しでも費用をおさえるには
ぜひ、この記事を読み込んで頂いて、快適な介護生活を送られて下さい。
今や高齢社会となった日本では、家を介護ができるようにリフォームする事例が増えていくことが予想されます。
老人ホームもいっぱいで、待っている人が多いことを考えると自宅での介護を考える人も多いからです。
もしそうなれば少しでも安くリフォームができることを知っておくと良いと思います。
例えば、条件に当てはまれば助成金がもらえます。
要介護認定を受けていること、本人がリフォームをする家に住んでいること、そしてリフォームが20万円以内になること、この3つの条件に当てはまっていれば助成金がもらえます。
リフォームにはもっとお金がかかる!と思うかもしれませんが、制限がなければより多くの人に助成金を使ってもらえません。
このことを理解しておけば、トイレや玄関、浴室のどれか1か所だけのリフォームなら助成金がもらえる可能性は高いです。
自宅を介護ができるようにリフォームすることになれば、補助金の申請を行いたいところです。
補助金は介護保険では20万円出ますし、自治体に申請すれば、その地域によってもらえる金額が違いますがやはり補助金を出してもらえます。
自治体に頼む場合、相談窓口に行きます。
そこで話を聞いてもらえますし、必要書類や条件などを詳しく知ることができます。
そこに行く時間がない人や、手間がかかるなと思う人はネットでも情報が集められるので、自分の家に当てはまる情報を探してみましょう。
各自治体のホームページの、暮らしや介護のページに情報が載っているはずです。
そこで情報が得られない、または自分の場合どれに当てはまるかわからないようであれば相談窓口が最も確実だと思います。
リフォームにはそれなりにお金が必要なので、援助してもらえるのなら申請しておきたいですね。
ただのリフォームではなく、介護リフォームとなればその価格は一般のものとまた変わってきます。
介護リフォームをした人がどれくらいの費用がかかったかを調べたデータによると、最も多いのが15~25万円で、35%でした。
次に多いのは10~15万円で30%です。
20万円以下であれば、その他の条件がそろった場合に助成金がもらえるのでそこまでにおさえているのかもしれません。
水回りを全て介護リフォームしようとなればさらにお金はかかるので、一か所のリフォームが多いようなイメージを受けます。
本格的な介護が必要になってきたら福祉施設に預けるという人もまだまだ多いのかもしれませんね。
手すりをつけるだけなら10万円以下でできるので、このリフォームも行う人も多いです。
要介護者だけでなく、介護者の負担が少ない家が理想です。
※介護に最適な家について
介護をする側(私たち)が動きやすい家にするための具体的なポイントに関しては、『介護のリフォーム事例を見て勉強してみよう!』で解説しているので、あわせて確認しておきましょう。
大きな買い物をする場合、見積もりは必ず行うものです。
それは介護リフォームに関しても同じで、家の構造によって変わってくるため一概には言えないのが歯がゆいところです。
一応の目安としては、手すりをつけるなら~10万円、トイレのバリアフリー化が10~20万円、浴室と玄関がそれぞれ20~30万円ほどとなっています。
特に浴室は段差をなくすだけなのか、それとも車椅子に座ったまま洗髪ができるようにするのか、程度によって差が大きく異なります。
見積もりによっては考え直すこともできるので、まずは具体的金額を見てみることが大切でしょう。
ローンを組むこともできるので、もし金額が大きくなりそうならば計画的な返済を考える必要もあると思います。
その際には要介護者に引け目を感じさせないように配慮したいですね。
自宅で介護をすることになれば、そのために家を多少改造する必要が出てきます。
そのためにかかる費用を見て、どれくらいの予算を用意しておけばいいのか知っておきたいです。
しかし、家の構造やどこを要介護者の生活区域にするかによってそれは変わってくるもの。
実際に見積もりをとってもらうまでは予想は外れるのも珍しくはありません。
ざっくりとで良いのなら、介護リフォームに多いトイレのバリアフリーなら20万円は用意しておきたいです。
ただし、車椅子で入れるような広々としたトイレを作るために間取りを変える必要があるなら、これ以上かかってしまうことも覚悟しないとなと思います。
一人でトイレに行ける場合と、そうでない場合とでも費用は変わってくるでしょう。
車椅子を使用した介護については特別な知識が必要になり、勉強をせずにリフォームすると大失敗に終わる可能性も。。
玄関や段差など、『車椅子の要介護者のためにリフォームをするなら気を付けたい点』の記事に、事前に知っておきたい点を詳しくまとめました。
あわせて読み込んで、車椅子での介護について深く理解しておきましょう。
これからのことを考えて介護リフォームをするなら、その費用の相場を知っておきたいという人は多いです。
安くないものなので慎重にならないといけませんしね。
相場としては
- 階段に手すりをつけるだけなら10万円以下、
- 玄関のバリアフリー化なら20~30万円、
- トイレなら10~20万円
となっています。
あくまで目安ですが、一つ一つなら20万円がキーポイントになっていると思います。
何故なら、20万円以下のリフォームで、さらに要介護認定を受けており、支援対象のリフォームである場合には補助金が出るからです。
ここまでにおさえたいという人は多いようで、見積もりもぎりぎり20万円を超えないようにしている家庭もあります。
エレベーターまで付けるような豪華な介護リフォームだと、その一件でかなりの補助金がもらえてしまうので、不平等ということから20万円が目安になっています。
注文住宅の総合情報
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