リフォームを計画した時や業者に誘われた時などで、ショウルームを訪れることもあると思いますが、気に入ったショウルームのイメージをそのまま自宅に再現するのは難しいものです。
理由は、例えショウルームと同じ仕様であったとしても、展示物を取り巻くイメージや置かれている家具や備品、さらには器具などが実生活とは異なるためで、見せるインテリアと生々しい実生活との違いとも言えます。
つまり、ショウルームなどを見るときには、実生活でどのようになるかのイメージを働かせることが大事で、かっこよさだけで選ぶと完成後とショウルームとのイメージギャップに驚くことになります。
これを避けるためには、例えば気に入ったキッチンのイメージに近づけるには、調理器具や収納方法などにも工夫しておく必要があり、それなりに努力が必要なものです。
このように、リフォームでショウルームを参考にする時には、実生活に置き換えたイメージを持つことが重要なこととなります。
競争過多の感じも受けるリフォーム業界では、集客を目的としたイベントが定期的に行われていますが、ユーザー側としては計画しているリフォームの情報集めとして利用することもできます。
一方、イベントに参加するとその後の電話や自宅訪問に煩わされることも予測されますので、自身の計画や予定を勧めに応じて安易に変更することは避けてください。
リフォームには相応の費用が必要になるだけでなく、日常生活での負担や犠牲が少なからずあるため、居住者の最も都合のいい時期を選ぶべきで、居住者のペースで進めるようにしましょう。
リフォーム業者のイベントでは、期間限定の特別サービスや値引きなどを目玉として集客し、乗り遅れては損と言うイメージを与えます。
しかし、同様のイベントは他社でも、あるいは同じ業者でも年に数回行っているため、あくまでもユーザー主導の計画で進めるべきです。
各社が行うリフォームキャンペーンは、割引、プレゼント、提携先ローンによる低金利、などを目玉として定期的に行われています。
これらのキャンペーンとユーザーのリフォームのタイミングが合致している時には、大いに利用するべきでしょうが、そうでない時に敢えてリフォームを急ぐことには疑問があります。
理由としては、各社がそれぞれに四半期ごとのように定期的行っており次の機会があること、またはキャンペーンと同様の割引(値引き)サービスは望めなくともそれに近い交渉は可能であるからです。
業者のキャンペーンに乗ると言うことは、業者のペースで契約や工事が進みやすいと言うことですから、十分な理解のないままに進んでしまう恐れがあり後悔するリスクもあります。
ですから、リフォーム業者のキャンペーンがあった場合は、その業者の対応状況や工事情報などを集めるようにして、業者選択の判断基準とする方がいいと思います。
注文住宅の総合情報
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