リフォーム 窓

MENU

窓のリフォームはカバー工法がお勧め!窓枠と窓サイズ変更は可能?

はてなブックマーク Facebook Lineで送る
窓のリフォームはカバー工法がお勧め

窓サッシは、直接あるいは間接的にでも柱に取り付いているのが一般的で、その上に外壁下地、外壁仕上げと続き、リフォームで窓を本体から交換するのは容易ではなく、外壁や内壁の一部撤去・復旧が伴います。

 

従って、構造体を露出させるような大掛かりなリフォームでない限り、窓の取替はカバー工法を採用するケースが大半です。

 

この工法は比較的新しく、既存のサッシ枠を利用して新たにサッシ枠をカバーのように被せて新設するもので、外壁・内壁の撤去・修復を伴わず、リフォームコストを抑えることができます。

 

また、カバー工法は室内側からの施工が可能で、本来なら足場を必要とする2階の窓の交換もできます。

 

カバー工法の唯一の欠点は、新設されたサッシの縦・横の開口サイズがそれぞれに数センチ小さくなることで、既存のサッシが小さいほど、その影響が大きくなります。

 

リフォームで窓枠を取り替える理由と方法

リフォームで窓枠を取り替えるケースには、窓サッシの結露で起こる腐食や表面の化粧シートの剥離、あるいは内装のリフォームで窓枠の色合いがイメージに合わないなどがあります。

 

窓枠が結露で腐食が進んでいる場合は取替が基本ですが、それほど進行していない場合やカラーコーディネート上で色合いを変更する場合などには、樹脂製の化粧カバーがいいと思います。

 

窓枠の化粧カバーは既存の窓枠をすっぽり包み込むもので、器用な人ならカッターナイフひとつでDIYできるかもしれません。

 

なお、窓枠がサッシの結露で劣化している場合には、2重サッシ或いは断熱サッシに取り替えることを勧めます。

 

既存の窓サッシを内外の壁を壊さずに、2重サッシあるいは断熱サッシに交換する方法にはカバー工法があり、各サッシメーカーがそれぞれに提供していますから、既存サッシメーカーのものを選ぶと相性がいいと思います。

 

リフォームで窓を大きくするのは難しい

一般的に外壁には、柱などの構造上重要な部材が配置されており、そこに付いている窓をリフォームで大きくすることは、細心の注意が必要で、在来工法住宅や枠組み住宅(2×4や2×6)に関わらず共通の問題です。

 

外壁の柱や耐力壁を移動あるいは撤去することは、住宅の基本性能の弱体化やバランスを壊すことに繋がる恐れがあるばかりか、修復・補強に掛かるコストが大きくなります。

 

ただし、上の問題は窓の幅を大きくする場合で、高さ方向に大きくすることは、さほど難しいものでなく耐力上で重要な柱や耐力壁を損なう事なく行えるため、窓の大きさ変更は高さ方向だけにしておくことがお勧めです。

 

なお、窓の大きさを変更する場合は、外壁の内外共に一部撤去・修復が避けられませんから、内外壁のリフォーム時に合わせて行うのが効率的でしょう。

はてなブックマーク Facebook Lineで送る

注文住宅の総合情報

スポンサーリンク


同じカテゴリの記事

リフォームの見積り金額の内訳と相場
エコリフォームと良質な中古住宅の購入における補助金
リフォームした時は確定申告を忘れずに行うこと
リフォームデザインする時の参考と注意点
壁のリフレッシュリフォームをDIYでチャレンジ
助成金がもらえる介護リフォームってどんなリフォーム?
融資を受けるには?介護リフォームを安全で安く施工したい
どんな業者なら介護のリフォームを任せられるのか
介護のリフォーム事例を見て勉強してみよう!
車椅子の要介護者のためにリフォームをするなら気を付けたい点
要介護者の寝室は1階になるようリフォームしよう
お風呂の介護リフォームにはこんなにも工夫がたくさんある
階段の昇り降りを楽にするための介護リフォーム
「介護」のリフォームに詳しい会社選びが大切
介護リフォームは医療費控除に含まれない?
10年先を見据えたパナソニックの介護リフォーム
介護リフォームをするのに特別な資格は必要?
マンションでも介護リフォームはできるのか
リフォームし、エレベーターを介護のためにつけると数百万円
自宅で介護をするならリフォームをしておこう!
DIYでリフォームを行う時の注意と準備
室内ドアのリフォームと注意点
リフォーム時に必要な税金と税金控除
リフォームの増築が10m2を超える時は注意が必要
リフォームのローン控除は年末調整か確定申告で受けられる
リフォームをローンで計画する時に知っておくこと
リフォームで和室を和風モダンや洋風に変更する時のポイント
リフォームで床の色を変更する際の注意点は?
本格的なリフォームでは事前の住宅診断費も予算に組んでおこう
マンションのリフォーム予算が500万円ならどこまで出来る?
リフォーム予算が1000万円なら何でもできる
2階のリフォームでは搬出・搬入経路と養生に注意
床のリフォームをするなら断熱や吸音・防音も忘れずに
無料リフォームってどうなってるの?
リフォームの見積り項目と平米単価
リフォームのポイントは耐久性能と省エネ性能
ペット好きに勧められるリフォームって?
室内リフォームにペンキを利用してイメージチェンジ
リフォームでシングルガラスからペアガラスにする方法
リフォームのプランはキーワードやコンセプトを明確に
リフォーム会社の分類と特長
防音リフォームの前に遮音と吸音の性質を知っておこう
屋根を定期的に塗装リフォームすることの重要性
リフォーム業者は大手と地域業者のどちらを選ぶか
リフォームサイトの何を参考にすればいいか
店舗と住宅のリフォームは基本が違う
リフォームで塗り壁を勧める理由
水回りのリフォームはまとめて行うのがお得
リフォームはある程度まとめて行う方がお値段がお得になる
リフォーム目的に合わせた会社選び
マンションのリフォーム相場を検討してみる
リフォームの請負契約書は必要か
リフォームでピアノ室を造るために必要なもの
ホームセンターでリフォームのヒントやアイディアをつかもう
どのようなリフォームでも保証は付くか?
リフォーム価格に含まれるマージンと経費
リフォームの相談はどこにすればいいか。
リフォームで収納を見直してみる
リフォームでクローゼットを造る時のサイズについて
リフォームで部屋の間仕切りを撤去する時の注意
外壁を塗装リフォームする時は目地シーリングとセットで行うこと
リフォームで外壁サイディングを選ぶ時の注意
リフォーム業者と下請け業者
リフォームの業者選びでランキングは参考になるか
リフォームに必要な工事期間
建築確認申請が必要な10m2を超える増築リフォーム
リフォームの見積もりで確認しておくこと
リフォームで坪単価表示の意味
戸建て住宅のメンテナンスとリフォームの関係
リフォームで起きやすい追加費用トラブル
ショールームのイメージをリフォームで再現するのは難しい
リフォームで失敗しやすいこと
中古住宅の耐震性をリフォームで向上させるために必要なこと
風呂のリフォームは構造材や断熱材を見るチャンス
リフォームのアイディアは家具や雑貨小物からでも得られる
リフォームの進め方で注意すること
リフォームとは、そしてリノベーションとは
リフォームのやり方で変わるコストパフォーマンス
リフォーム工事中の疑問をクレームにしないために
複合ビルをリフォームする場合に建築確認申請が必要な例
自分で行うリフォームは楽しみながら
リフォームで出窓を新設する時の注意点
リフォームで新築同様とするために有効なこと
リフォームでミニキッチンを2階に増設
リフォーム時にニッチ棚の採用でおしゃれな壁を作る
階段のリフォームは安全が最優先
リフォームにおける助成金とは?
リフォームでサンルームを造る時にひと工夫
リフォームする前に知っておきたい基礎知識
リフォームで基礎補強する前には耐震診断が必要
ハウスメーカーの住宅をリフォームする場合
リフォームでの多機能クロスの活用について
リフォームに必要な諸費用
リフォームの見積比較で必要なこと
台所のリフォームで考えておくこと
リフォーム設計は住宅の長期利用を前提に考えよう
リフォームで二世帯住宅とする時に必要なもの
リフォームで余った材料の活かし方
リフォーム料金は既存部分の状況で大きく変わる
リフォームとリノベーションの費用とコストパフォーマンス
リフォームの口コミは信用できるか
外観のリフォームで家全体をイメージチェンジする方法
激安リフォームは本当にお得?無金利・無担保ローンも徹底検証
内装リフォームなら、クロス壁に塗装するリフォーム方法がお手軽
リフォームするならハウスクリーニングも?ゴミとペット臭の解決法
リフォーム成功のノウハウは、建材選びと柱の交換にあった?
リフォームの悩みはメリットとデメリットを検討して無料相談へ!
リフォームで間取り変更する際の注意点
浴室のリフォームは洗面・脱衣所とセットで!おすすめのバスタブは?
リフォームで扉を替えたい!引き戸にする際の注意点
リフォームにおけるフラット35の利用は住宅の取得が条件
リフォームで減税を受けるには?