激安リフォームは本当にお得?無金利・無担保ローンも徹底検証
昨今、激安リフォームをうたう広告を多く見るようになってきました。
私自身がリフォームを検討していることもあるのですが、本当に激安で大丈夫なのかと心配になりますよね。
そんな心配を心に抱いているのは、きっと私だけではないと思いましたので、ガッツリと調査をし、以下に要点をまとめてみました!
目次
激安と謳ったリフォーム広告がチラシやネット上で見かけますが、その激安理由が明確で納得のいくものは少なく、本当に激安かどうかの検証が必要なものも少なくありません。
とは言え、業者やメーカーの在庫処分などで住設備機器を伴うリフォームでは激安となる可能性もありますので、一概に否定できない面もあります。
一方、ユーザー側がリフォームを実施したい時と激安のタイミングが合うことは稀で、激安が見つかるまでリフォームを待機すると言うのも疑問があります。
ひとたび激安情報を知って、それを前提にしてしまうとほとんどの見積りを高いと感じ、折角のリフォームタイミングを失い、快適な生活を先延ばしにしてしまう結果となってしまいます。
また、激安といっても機種や期間、そして既存部分などに前提条件がついている場合も多く、快適な生活を先延ばしにするほどのメリットがあるとは思えません。
従って、リフォームを計画した時に相見積り業者の中から信頼できる業者と適正な見積りを探し出すことの方が、結果的にお得な完成結果を得る最善の方法だと思います。
注:リフォーム業者との問題が多発しています
リフォーム詐欺に巻き込まれないためにも、『リフォームの見積もりで確認しておくこと』を読み込んで、確実に理解しておきましょう。
リフォーム工事を対象とした無金利ローンの取扱いは、指定商品や期間限定の条件が付いている場合もありますが、建材メーカーや家電量販店で見られます。
では、金利はどこで回収しているのか、リフォーム価格が高いのではないか、といった不安は残りますが、キャッシュでもローンでも見積り額に変わりがないとするなら、無金利ローンの方がお得ですから選択の余地はないでしょう。
ローンを利用するといういことは借金をするとういことですから、当然、注意しておきたい点もあります。
リフォームローンを利用する際の注意点については、『リフォームをローンで計画する時に知っておくこと』で解説しているので、あわせて確認しておいてください。
家電量販店のリフォームに無金利ローンが多いのは、高額になるものが比較的少ないこと、また家電製品の割賦販売で提携している信販企業とのシステムが出来上がっており実績もあることなどが、理由のひとつではないかと推測できます。
なお、無金利ローンの取扱いの多くは500万円以下としていますが、標準的なリフォームの範囲では十分に実施可能な金額ですから、相見積りで内容や金額に遜色がなければ、有利な選考条件になると思います。
リフォームに用意されているローンには無担保ローンのものが多く、都市銀行からネットバンクまで各金融機関ごとに少しずつ特色を出していますが、比較的ネットバンク系の方が有利な印象を受けます。
全体的には、最大借入れ額は1000万円までで、返済期間は15年以内、金利は固定・変動の選択ができ保証料や手数料は金利に含まれているものが大半です。
なお、無担保ローンですから抵当権などの登記上の手続きは必要ではありませんので、借入れ手続きも比較的簡単になります。
また、ローンの申込や事前審査はインターネット上で行えるところが多く、比較検討や利用も簡単になっていますが、リフォームローンに際しては返済期間に注意しておく必要があります。
リフォームは一度きりのものではなく、十数年後には再び何らかのリフォームが必要となり、現在の長い住宅寿命では数回必要になってきます。
従って、次回のリフォーム時期までにはローン返済が終わっているような借入れ・返済計画を立てておくのが賢明だと思います。
【関連記事】
こちらの記事で、リフォーム価格の相場について詳しく解説しました。
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介護を目的としたリフォームをご検討中の方は、介護リフォームの注意点と助成金について詳しく解説した記事がありますので、こちらもあわせてお読み下さい。
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