リフォーム 戸建て

MENU
はてなブックマーク Facebook Lineで送る
戸建て住宅のメンテナンスとリフォームの関係

戸建て住宅ではマンションのように毎月の修繕積立金がないため、リフォームに対する計画が疎かになりやすく、いざリフォームとなると具体的な進め方や費用で戸惑うことが少なくありません。

 

なお、マンションの積立金は外壁などの共用部分が対象ですので、室内については戸建て住宅と同様に、居住者の責任でメンテナンスやリフォームの計画をもっておくことが重要となります。

 

日常で行えるメンテナンスは、清掃がメインで、外壁の地表面近くに発生しやすいカビや藻の洗浄、雨樋に溜まりやすい枯れ葉などの除去、内部では結露によるカビや腐食の防止に気を付ける必要があり、適切に換気するようにしましょう。

 

また、メンテナンスを日常的に行っていることで、リフォームの必要性や時期をある程度予測できるようにもなります。

 

いずれにしても、リフォームは必要に迫られて行うよりも事前に計画しておく方が、失敗リスクが少なく満足のいく結果に繋げやすいため、内外装や住設備を問わず、日頃からのメンテナンスを意識しておくようにしましょう。

 

一戸建ての住宅寿命はリフォーム計画の有無で大きく異なる

同じ新築一戸建てでも、その後のリフォームに対するイメージや計画の有無によって住宅寿命が大きく異なります。

 

住宅の寿命に大きく影響するのは構造の安全ですが、これは一度適切に設計あるいは改修されていれば、その後にそれらを損傷させるような大地震や雨漏りなどによる腐食がない限りはリフォームする必要のないものです。

 

また、現在の省エネ基準も住宅の基本性能としては、ほぼ最終型と言え、それを前提にしてゼロ・エネルギー住宅政策が取られています。

 

従って、上記2点を充足させることが最重要で、それらが充足していることを前提にすれば、定期的にリフォームが必要なのは、屋根・外壁、内装、住設備の経年劣化によるもの、そして生活スタイルの変化に合わせるためのものがあります。

 

上記の経年劣化によるリフォームスパンは、概ね10年前後で、生活スタイルの変化と言うのは、子供の独立や世帯主の高齢化、さらに2世帯同居などによるものです。

 

これらを前もってイメージして予測しておくことで、快適な住生活を長期間に渡って享受することが出来るリフォームへと繋げることができます。

 

中古住宅のリフォームは事前の住宅診断が基本

中古住宅をリフォームを前提にして購入する時、可能であれば客観的な判断ができる建築士あるいは住宅診断士を入れ、住宅の総合診断しておくことを勧めます。

 

また、中古住宅の中には既にリフレッシュ・リフォームされている場合もありますが、その際には表面上では確認できない部分を図面等で確認し、十分な説明を受けるとともに、上記同様に専門家の意見も聞いておきましょう。

 

住宅診断が出来る人の資格としては、建築士が主流ですが施工管理技術士の方も多くいらっしゃいます。

 

住宅診断には、図面や外観目視、そして床や天井の点検口から覗く範囲で行う場合と、さらに屋根裏や床下にまで入り込んで行う場合があり、前者で10万円前後、後者で15万円前後の費用が必要になります。

 

いずれにしれも、中古住宅の購入やリフォームでは、当然ながらその後の長期利用を期待していますから、住宅診断費用は早い段階でのトラブルを防ぐためのリスク回避費用と見るべきでしょう。

はてなブックマーク Facebook Lineで送る

注文住宅の総合情報

スポンサーリンク


同じカテゴリの記事

リフォームの見積り金額の内訳と相場
エコリフォームと良質な中古住宅の購入における補助金
リフォームした時は確定申告を忘れずに行うこと
リフォームデザインする時の参考と注意点
壁のリフレッシュリフォームをDIYでチャレンジ
助成金がもらえる介護リフォームってどんなリフォーム?
融資を受けるには?介護リフォームを安全で安く施工したい
どんな業者なら介護のリフォームを任せられるのか
介護のリフォーム事例を見て勉強してみよう!
車椅子の要介護者のためにリフォームをするなら気を付けたい点
要介護者の寝室は1階になるようリフォームしよう
お風呂の介護リフォームにはこんなにも工夫がたくさんある
階段の昇り降りを楽にするための介護リフォーム
「介護」のリフォームに詳しい会社選びが大切
介護リフォームは医療費控除に含まれない?
10年先を見据えたパナソニックの介護リフォーム
介護リフォームをするのに特別な資格は必要?
マンションでも介護リフォームはできるのか
リフォームし、エレベーターを介護のためにつけると数百万円
自宅で介護をするならリフォームをしておこう!
DIYでリフォームを行う時の注意と準備
室内ドアのリフォームと注意点
リフォーム時に必要な税金と税金控除
リフォームの増築が10m2を超える時は注意が必要
リフォームのローン控除は年末調整か確定申告で受けられる
リフォームをローンで計画する時に知っておくこと
リフォームで和室を和風モダンや洋風に変更する時のポイント
リフォームで床の色を変更する際の注意点は?
本格的なリフォームでは事前の住宅診断費も予算に組んでおこう
マンションのリフォーム予算が500万円ならどこまで出来る?
リフォーム予算が1000万円なら何でもできる
2階のリフォームでは搬出・搬入経路と養生に注意
床のリフォームをするなら断熱や吸音・防音も忘れずに
無料リフォームってどうなってるの?
窓のリフォームはカバー工法がお勧め!窓枠と窓サイズ変更は可能?
リフォームの見積り項目と平米単価
リフォームのポイントは耐久性能と省エネ性能
ペット好きに勧められるリフォームって?
室内リフォームにペンキを利用してイメージチェンジ
リフォームでシングルガラスからペアガラスにする方法
リフォームのプランはキーワードやコンセプトを明確に
リフォーム会社の分類と特長
防音リフォームの前に遮音と吸音の性質を知っておこう
屋根を定期的に塗装リフォームすることの重要性
リフォーム業者は大手と地域業者のどちらを選ぶか
リフォームサイトの何を参考にすればいいか
店舗と住宅のリフォームは基本が違う
リフォームで塗り壁を勧める理由
水回りのリフォームはまとめて行うのがお得
リフォームはある程度まとめて行う方がお値段がお得になる
リフォーム目的に合わせた会社選び
マンションのリフォーム相場を検討してみる
リフォームの請負契約書は必要か
リフォームでピアノ室を造るために必要なもの
ホームセンターでリフォームのヒントやアイディアをつかもう
どのようなリフォームでも保証は付くか?
リフォーム価格に含まれるマージンと経費
リフォームの相談はどこにすればいいか。
リフォームで収納を見直してみる
リフォームでクローゼットを造る時のサイズについて
リフォームで部屋の間仕切りを撤去する時の注意
外壁を塗装リフォームする時は目地シーリングとセットで行うこと
リフォームで外壁サイディングを選ぶ時の注意
リフォーム業者と下請け業者
リフォームの業者選びでランキングは参考になるか
リフォームに必要な工事期間
建築確認申請が必要な10m2を超える増築リフォーム
リフォームの見積もりで確認しておくこと
リフォームで坪単価表示の意味
リフォームで起きやすい追加費用トラブル
ショールームのイメージをリフォームで再現するのは難しい
リフォームで失敗しやすいこと
中古住宅の耐震性をリフォームで向上させるために必要なこと
風呂のリフォームは構造材や断熱材を見るチャンス
リフォームのアイディアは家具や雑貨小物からでも得られる
リフォームの進め方で注意すること
リフォームとは、そしてリノベーションとは
リフォームのやり方で変わるコストパフォーマンス
リフォーム工事中の疑問をクレームにしないために
複合ビルをリフォームする場合に建築確認申請が必要な例
自分で行うリフォームは楽しみながら
リフォームで出窓を新設する時の注意点
リフォームで新築同様とするために有効なこと
リフォームでミニキッチンを2階に増設
リフォーム時にニッチ棚の採用でおしゃれな壁を作る
階段のリフォームは安全が最優先
リフォームにおける助成金とは?
リフォームでサンルームを造る時にひと工夫
リフォームする前に知っておきたい基礎知識
リフォームで基礎補強する前には耐震診断が必要
ハウスメーカーの住宅をリフォームする場合
リフォームでの多機能クロスの活用について
リフォームに必要な諸費用
リフォームの見積比較で必要なこと
台所のリフォームで考えておくこと
リフォーム設計は住宅の長期利用を前提に考えよう
リフォームで二世帯住宅とする時に必要なもの
リフォームで余った材料の活かし方
リフォーム料金は既存部分の状況で大きく変わる
リフォームとリノベーションの費用とコストパフォーマンス
リフォームの口コミは信用できるか
外観のリフォームで家全体をイメージチェンジする方法
激安リフォームは本当にお得?無金利・無担保ローンも徹底検証
内装リフォームなら、クロス壁に塗装するリフォーム方法がお手軽
リフォームするならハウスクリーニングも?ゴミとペット臭の解決法
リフォーム成功のノウハウは、建材選びと柱の交換にあった?
リフォームの悩みはメリットとデメリットを検討して無料相談へ!
リフォームで間取り変更する際の注意点
浴室のリフォームは洗面・脱衣所とセットで!おすすめのバスタブは?
リフォームで扉を替えたい!引き戸にする際の注意点
リフォームにおけるフラット35の利用は住宅の取得が条件
リフォームで減税を受けるには?