リフォーム 業者

MENU
はてなブックマーク Facebook Lineで送る
リフォーム業者と下請け業者

リフォーム業者の多くは、それぞれに得意分野については社員として技術者や職人を雇用していますが、その他の分野については下請け業者に外部発注しているのが一般的です。

 

これは、小規模業者・大規模業者に関わらず共通ですが、規模が大きくなるにつれて設計や管理担当者のみを自社に置き、工事部門は下請けに出す傾向にあります。

 

一方で、下請けに出すと中間マージンで価格が上がってしまうのも事実で、自社が得意とする分野のサービスで補っているのが実情でしょう。

 

なお、リフォーム業者と下請け会社の関係は単発的なものではなく、お互いに協力関係をとっている場合が多く、相互の信頼や信用に基いて行われていますので、下請け業者だからと言って心配するほどのものではありません。

 

このように下請け業者への発注は一般的に行われていることですが、下請け業者がさらに下請けに出すようなことでない限りは仕方がないことで、それぞれの専門業者に発注する方が合理的な面があります。

 

リフォームの総合業者と専門業者、そして選び方

リフォーム業者は、全ての業種の職人を自社で抱えているのではなく、元々の事業発足時の業種以外は下請けに外部発注しているのがほとんどですから工事内容によっては業者の選び方が重要になります。

 

例えば、クロスの貼替えを大手のリフォーム業者に頼んでも、実際に施工でやってくる業者は地域の業者である場合がほとんどです。

 

この場合、その地域のクロス業者に直接頼んだ時よりも割高になりますが、一方では施工監理や保証などで安心感があるのも事実です。

 

なお、リフォーム業者が下請けに出す場合、その業者の工事結果は自社の信用や信頼に係るため、安易な下請け業者選びはされていないと思います。

 

このようなことから、大手リフォーム業者か専業者かで迷うこともあるかと思いますが、もしリフォーム工事の内容が単一で、それに対応出来る地域に長く根ざした専業者がいる場合は、有力な選択肢として検討してみることを勧めます。

 

地域に長く根ざしている業者は、信頼や技術に問題がない証でもあり、そのような業者が近くにある時は多いに活用するべきでしょう。

 

住宅の業界動向から見るリフォーム状況

国の住宅施策としては、長期優良住宅とゼロ・エネルギー住宅が大きな柱で、リフォームの業界動向においても少なからず影響を与えています。

 

また、人口減の中で住宅ストック数は全世帯数を超え、既存ストックをリフォームで長寿命化することや、ゼロ・エネルギー住宅の前提である省エネ改修が今後の課題であり業界動向になると思います。

 

少し、目線をリフォーム業者に向けると、住宅ストックの蓄積に伴ってリフォーム業者は今後も増加していくと思われ、住宅の長寿命化や本格的な省エネに向けてのリノベーションも益々盛んになると予測されます。

 

以前は、建設業者や内装業者が主流であったリフォーム業界も今は、設備業者からホームセンター、そして家電量販店・家具量販店までが参入し、益々ユーザーが選択に迷う状況になると思われ、ユーザーの選択眼が必要になります。

 

そして、新築市場の縮小と住宅ストックの拡大から、今後もリフォーム業界の多様化と拡大は進んでいくと思われます。

はてなブックマーク Facebook Lineで送る

注文住宅の総合情報

スポンサーリンク


同じカテゴリの記事

リフォームの見積り金額の内訳と相場
エコリフォームと良質な中古住宅の購入における補助金
リフォームした時は確定申告を忘れずに行うこと
リフォームデザインする時の参考と注意点
壁のリフレッシュリフォームをDIYでチャレンジ
助成金がもらえる介護リフォームってどんなリフォーム?
融資を受けるには?介護リフォームを安全で安く施工したい
どんな業者なら介護のリフォームを任せられるのか
介護のリフォーム事例を見て勉強してみよう!
車椅子の要介護者のためにリフォームをするなら気を付けたい点
要介護者の寝室は1階になるようリフォームしよう
お風呂の介護リフォームにはこんなにも工夫がたくさんある
階段の昇り降りを楽にするための介護リフォーム
「介護」のリフォームに詳しい会社選びが大切
介護リフォームは医療費控除に含まれない?
10年先を見据えたパナソニックの介護リフォーム
介護リフォームをするのに特別な資格は必要?
マンションでも介護リフォームはできるのか
リフォームし、エレベーターを介護のためにつけると数百万円
自宅で介護をするならリフォームをしておこう!
DIYでリフォームを行う時の注意と準備
室内ドアのリフォームと注意点
リフォーム時に必要な税金と税金控除
リフォームの増築が10m2を超える時は注意が必要
リフォームのローン控除は年末調整か確定申告で受けられる
リフォームをローンで計画する時に知っておくこと
リフォームで和室を和風モダンや洋風に変更する時のポイント
リフォームで床の色を変更する際の注意点は?
本格的なリフォームでは事前の住宅診断費も予算に組んでおこう
マンションのリフォーム予算が500万円ならどこまで出来る?
リフォーム予算が1000万円なら何でもできる
2階のリフォームでは搬出・搬入経路と養生に注意
床のリフォームをするなら断熱や吸音・防音も忘れずに
無料リフォームってどうなってるの?
窓のリフォームはカバー工法がお勧め!窓枠と窓サイズ変更は可能?
リフォームの見積り項目と平米単価
リフォームのポイントは耐久性能と省エネ性能
ペット好きに勧められるリフォームって?
室内リフォームにペンキを利用してイメージチェンジ
リフォームでシングルガラスからペアガラスにする方法
リフォームのプランはキーワードやコンセプトを明確に
リフォーム会社の分類と特長
防音リフォームの前に遮音と吸音の性質を知っておこう
屋根を定期的に塗装リフォームすることの重要性
リフォーム業者は大手と地域業者のどちらを選ぶか
リフォームサイトの何を参考にすればいいか
店舗と住宅のリフォームは基本が違う
リフォームで塗り壁を勧める理由
水回りのリフォームはまとめて行うのがお得
リフォームはある程度まとめて行う方がお値段がお得になる
リフォーム目的に合わせた会社選び
マンションのリフォーム相場を検討してみる
リフォームの請負契約書は必要か
リフォームでピアノ室を造るために必要なもの
ホームセンターでリフォームのヒントやアイディアをつかもう
どのようなリフォームでも保証は付くか?
リフォーム価格に含まれるマージンと経費
リフォームの相談はどこにすればいいか。
リフォームで収納を見直してみる
リフォームでクローゼットを造る時のサイズについて
リフォームで部屋の間仕切りを撤去する時の注意
外壁を塗装リフォームする時は目地シーリングとセットで行うこと
リフォームで外壁サイディングを選ぶ時の注意
リフォームの業者選びでランキングは参考になるか
リフォームに必要な工事期間
建築確認申請が必要な10m2を超える増築リフォーム
リフォームの見積もりで確認しておくこと
リフォームで坪単価表示の意味
戸建て住宅のメンテナンスとリフォームの関係
リフォームで起きやすい追加費用トラブル
ショールームのイメージをリフォームで再現するのは難しい
リフォームで失敗しやすいこと
中古住宅の耐震性をリフォームで向上させるために必要なこと
風呂のリフォームは構造材や断熱材を見るチャンス
リフォームのアイディアは家具や雑貨小物からでも得られる
リフォームの進め方で注意すること
リフォームとは、そしてリノベーションとは
リフォームのやり方で変わるコストパフォーマンス
リフォーム工事中の疑問をクレームにしないために
複合ビルをリフォームする場合に建築確認申請が必要な例
自分で行うリフォームは楽しみながら
リフォームで出窓を新設する時の注意点
リフォームで新築同様とするために有効なこと
リフォームでミニキッチンを2階に増設
リフォーム時にニッチ棚の採用でおしゃれな壁を作る
階段のリフォームは安全が最優先
リフォームにおける助成金とは?
リフォームでサンルームを造る時にひと工夫
リフォームする前に知っておきたい基礎知識
リフォームで基礎補強する前には耐震診断が必要
ハウスメーカーの住宅をリフォームする場合
リフォームでの多機能クロスの活用について
リフォームに必要な諸費用
リフォームの見積比較で必要なこと
台所のリフォームで考えておくこと
リフォーム設計は住宅の長期利用を前提に考えよう
リフォームで二世帯住宅とする時に必要なもの
リフォームで余った材料の活かし方
リフォーム料金は既存部分の状況で大きく変わる
リフォームとリノベーションの費用とコストパフォーマンス
リフォームの口コミは信用できるか
外観のリフォームで家全体をイメージチェンジする方法
激安リフォームは本当にお得?無金利・無担保ローンも徹底検証
内装リフォームなら、クロス壁に塗装するリフォーム方法がお手軽
リフォームするならハウスクリーニングも?ゴミとペット臭の解決法
リフォーム成功のノウハウは、建材選びと柱の交換にあった?
リフォームの悩みはメリットとデメリットを検討して無料相談へ!
リフォームで間取り変更する際の注意点
浴室のリフォームは洗面・脱衣所とセットで!おすすめのバスタブは?
リフォームで扉を替えたい!引き戸にする際の注意点
リフォームにおけるフラット35の利用は住宅の取得が条件
リフォームで減税を受けるには?