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自分で行うリフォームは楽しみながら

日曜大工の延長でリフォームを自分でやってしまう人もいますが、日曜大工の多くは趣味として楽しむことでもありますから、出来る範囲で苦痛とならないようにすることも必要でしょう。

 

なお、リフォームを自分の趣味として行う場合は、時間の都合を付けながらの作業になりますから、比較的タイトなスケジュールになりがちです。

 

しかし、あまりにタイトなスケジュールでは、折角の楽しみも苦痛になり、仕上がりにも影響してしまいます。

 

ですから、リフォームを自分の趣味でやる時には、作業工程を細かく分割して、それぞれの作業時間を趣味の範囲で都合が付けやすい短い時間とすることが大事です。

 

その場合、未完成期間が長くなりますが、家族の協力を得ながら、あせらず次の工程の段取りや準備をしっかり行っておくことが、リフォームを楽しく、そしてきれいに仕上げるコツといえるでしょう。

 

DIYリフォームでどこまでできるか

自分の家を自分でリフォームするのだから、何でもできると言う理屈もあるでしょうが、どこまでできるかは、作業資格が必要なものや安全面の問題からその範囲はある程度限定されます。

 

例えば、電気の配線や接続には電気工事士の作業資格が必要で、既存のコンセントから電源を引っ張ってコンセントを追加するような簡単な工事も無資格者では禁止となります。

 

なお、給排水工事は、地域の水道事業者(水道局)が認めた指定工事業者でなければ行なえませんが、蛇口の交換などは軽微でもあり、安全性に問題が起こることもないため、地域によっては認めている水道事業者もあります。

 

いずれにしても、電気工事や給排水工事には高価な専用道具や材料が必要なため、DIY向きではないでしょう。

 

このように考えると、DIYリフォームで行えるのは作業資格が不要なもの、危険作業が伴わないものなどで、具体的には室内の内装関係が中心になると思います。

 

後悔してしまうDIYリフォーム

DIYリフォームで頑張ったけれど、結局上手くいかずプロにお願いすると言うのは、DIYを趣味としている人にとっては後悔が大きいものだと思います。

 

失敗する原因には色々あるでしょうが、多くは想定不足やシミュレーション不足が主なものだと思います。

 

ですから、DIYリフォームで後悔しないためには、事前の準備とスタートから完了までのシミュレーションを細かく行っておくことが重要で、その中では使用する道具や材料、作業途中での区切りの付け方など全てを確認しておくことです。

 

これらが十分でないと、作業途中に気づいた不足材料を手近なもので補わざるを得なかったり、作業の区切り方を決めていなかったために中途半端な区切り方で、次に作業を始める時に上手く続けられなくなったりします。

 

その結果、仕上がりが汚くなり後悔することになったり、続けられなくなってプロにやり直しをお願いするような羽目になってしまいます。

 

従って、DIYリフォームは準備とシミュレーションが上手くいけば、ほぼ完成と言えるかもしれません。

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