リフォーム リノベーション

MENU
はてなブックマーク Facebook Lineで送る
リフォームとリノベーションの費用とコストパフォーマンス

リフォームとリノベーションの定義は別として、リフォームには住みながら、リノベーションには入居前や仮住まいで行うイメージがあり、費用は後者が高額ですがコストパフォーマンスは高くなると思います。

 

住みながらのリフォームでもその規模が広範囲に渡る場合は、仮住まいで行った方が合理的な場合がありますが、仮住まいでは生活環境が大きく変わること、引越し等の労力などが負担となります。

 

一方、入居前や仮住まいで行うリノベーションでは、住宅をスケルトン状態にまで戻して基本から見直しますから、工事を効率的に進めることができると共に、住宅の長寿命化に有効な工事も可能となります。

 

ですから、理想的には、中古物件の購入前にリノベーションを行い住宅の基本性能を充実させ、その後は住みながらのリフォームを定期的に行うのが合理的と言えるでしょう。

 

なお、築十数年のものでは、住宅の基本性能が現行基準とほぼ変わりませんから、よほど劣化が進んでいない限りは、住みながらのリフォームでもいいと思います。

 

リフォーム費用と平均価格

リフォーム費用の平均価格の一例を挙げるなら、外壁塗装費用としては100万円前後、ユニットバスリフォームやシステムキッチンの入替えでは80万円前後、が平均的なものだろうと思います。

 

勿論、住宅規模や既存部分の状態、そして仕様によって価格は異なるため、ユーザーは相見積りの中から平均的な価格を見つけることが重要な作業になります。

 

公共入札では、最高額と最低額の入札業者は、その後のヒアリング評価対象から外されますが、これは平均的な価格から大きく外れている業者のものは、その積極性や信頼性に問題がある場合が多いからです。

 

上記の考え方はリフォームの相見積りでも同じことが言え、高すぎる見積りはお断り価格の意味合いが強く、積極的な参加意識は薄いと思われ、安すぎる見積りでは利益を度外視した受注姿勢で施工やその後のアフターにも不安が残ります。

 

一方、リフォーム費用を出来るだけ安くしたいのも心情ですから、最安値の見積り業者の採用可否は、可能な限り見積り内容や施工方法、そして追加費用が発生する条件なども十分に説明を受け確認しておきましょう。

 

満足いかないリフォーム結果は高い

リフォームの相見積りで安い業者を選んで、ひと安心したのに工事のずさんさや対応に不満が出て、完成も満足できるもので無かったりすると、結果的には高い買い物となってしまいます。

 

これは、運が悪かったとも言えますが、ユーザー側にも業者選択の段階での不注意があったと思います。

 

安い見積額の業者を選ぶことは決して悪いことではありませんが、選択に際しては見積り内容や施工方法、そして業者や担当者に誠実な姿勢が見られるかどうかをしっかり確かめておく必要があります。

 

従って、相見積りで特筆して安い金額を提示しているものでは、その仕様や施工方法を疑ってみるべきで、見積り書の各項目は平均的でも最後に大きく値引きしているものなども業者の経営状態を疑ってみるべきでしょう。

 

いずれにしても、リフォームを高いと感じるかか安いと感じるかは、その完成結果にどれだけ満足できるかによりますから、相見積り時に信頼できる業者探しが最も重要だと思います。

はてなブックマーク Facebook Lineで送る

注文住宅の総合情報

スポンサーリンク


同じカテゴリの記事

リフォームの見積り金額の内訳と相場
エコリフォームと良質な中古住宅の購入における補助金
リフォームした時は確定申告を忘れずに行うこと
リフォームデザインする時の参考と注意点
壁のリフレッシュリフォームをDIYでチャレンジ
助成金がもらえる介護リフォームってどんなリフォーム?
融資を受けるには?介護リフォームを安全で安く施工したい
どんな業者なら介護のリフォームを任せられるのか
介護のリフォーム事例を見て勉強してみよう!
車椅子の要介護者のためにリフォームをするなら気を付けたい点
要介護者の寝室は1階になるようリフォームしよう
お風呂の介護リフォームにはこんなにも工夫がたくさんある
階段の昇り降りを楽にするための介護リフォーム
「介護」のリフォームに詳しい会社選びが大切
介護リフォームは医療費控除に含まれない?
10年先を見据えたパナソニックの介護リフォーム
介護リフォームをするのに特別な資格は必要?
マンションでも介護リフォームはできるのか
リフォームし、エレベーターを介護のためにつけると数百万円
自宅で介護をするならリフォームをしておこう!
DIYでリフォームを行う時の注意と準備
室内ドアのリフォームと注意点
リフォーム時に必要な税金と税金控除
リフォームの増築が10m2を超える時は注意が必要
リフォームのローン控除は年末調整か確定申告で受けられる
リフォームをローンで計画する時に知っておくこと
リフォームで和室を和風モダンや洋風に変更する時のポイント
リフォームで床の色を変更する際の注意点は?
本格的なリフォームでは事前の住宅診断費も予算に組んでおこう
マンションのリフォーム予算が500万円ならどこまで出来る?
リフォーム予算が1000万円なら何でもできる
2階のリフォームでは搬出・搬入経路と養生に注意
床のリフォームをするなら断熱や吸音・防音も忘れずに
無料リフォームってどうなってるの?
窓のリフォームはカバー工法がお勧め!窓枠と窓サイズ変更は可能?
リフォームの見積り項目と平米単価
リフォームのポイントは耐久性能と省エネ性能
ペット好きに勧められるリフォームって?
室内リフォームにペンキを利用してイメージチェンジ
リフォームでシングルガラスからペアガラスにする方法
リフォームのプランはキーワードやコンセプトを明確に
リフォーム会社の分類と特長
防音リフォームの前に遮音と吸音の性質を知っておこう
屋根を定期的に塗装リフォームすることの重要性
リフォーム業者は大手と地域業者のどちらを選ぶか
リフォームサイトの何を参考にすればいいか
店舗と住宅のリフォームは基本が違う
リフォームで塗り壁を勧める理由
水回りのリフォームはまとめて行うのがお得
リフォームはある程度まとめて行う方がお値段がお得になる
リフォーム目的に合わせた会社選び
マンションのリフォーム相場を検討してみる
リフォームの請負契約書は必要か
リフォームでピアノ室を造るために必要なもの
ホームセンターでリフォームのヒントやアイディアをつかもう
どのようなリフォームでも保証は付くか?
リフォーム価格に含まれるマージンと経費
リフォームの相談はどこにすればいいか。
リフォームで収納を見直してみる
リフォームでクローゼットを造る時のサイズについて
リフォームで部屋の間仕切りを撤去する時の注意
外壁を塗装リフォームする時は目地シーリングとセットで行うこと
リフォームで外壁サイディングを選ぶ時の注意
リフォーム業者と下請け業者
リフォームの業者選びでランキングは参考になるか
リフォームに必要な工事期間
建築確認申請が必要な10m2を超える増築リフォーム
リフォームの見積もりで確認しておくこと
リフォームで坪単価表示の意味
戸建て住宅のメンテナンスとリフォームの関係
リフォームで起きやすい追加費用トラブル
ショールームのイメージをリフォームで再現するのは難しい
リフォームで失敗しやすいこと
中古住宅の耐震性をリフォームで向上させるために必要なこと
風呂のリフォームは構造材や断熱材を見るチャンス
リフォームのアイディアは家具や雑貨小物からでも得られる
リフォームの進め方で注意すること
リフォームとは、そしてリノベーションとは
リフォームのやり方で変わるコストパフォーマンス
リフォーム工事中の疑問をクレームにしないために
複合ビルをリフォームする場合に建築確認申請が必要な例
自分で行うリフォームは楽しみながら
リフォームで出窓を新設する時の注意点
リフォームで新築同様とするために有効なこと
リフォームでミニキッチンを2階に増設
リフォーム時にニッチ棚の採用でおしゃれな壁を作る
階段のリフォームは安全が最優先
リフォームにおける助成金とは?
リフォームでサンルームを造る時にひと工夫
リフォームする前に知っておきたい基礎知識
リフォームで基礎補強する前には耐震診断が必要
ハウスメーカーの住宅をリフォームする場合
リフォームでの多機能クロスの活用について
リフォームに必要な諸費用
リフォームの見積比較で必要なこと
台所のリフォームで考えておくこと
リフォーム設計は住宅の長期利用を前提に考えよう
リフォームで二世帯住宅とする時に必要なもの
リフォームで余った材料の活かし方
リフォーム料金は既存部分の状況で大きく変わる
リフォームの口コミは信用できるか
外観のリフォームで家全体をイメージチェンジする方法
激安リフォームは本当にお得?無金利・無担保ローンも徹底検証
内装リフォームなら、クロス壁に塗装するリフォーム方法がお手軽
リフォームするならハウスクリーニングも?ゴミとペット臭の解決法
リフォーム成功のノウハウは、建材選びと柱の交換にあった?
リフォームの悩みはメリットとデメリットを検討して無料相談へ!
リフォームで間取り変更する際の注意点
浴室のリフォームは洗面・脱衣所とセットで!おすすめのバスタブは?
リフォームで扉を替えたい!引き戸にする際の注意点
リフォームにおけるフラット35の利用は住宅の取得が条件
リフォームで減税を受けるには?