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リフォームで外壁サイディングを選ぶ時の注意

外壁サイディングの取付け方法には、専用釘で留めるタイプと専用金物による引掛けタイプの2種類がありますので、リフォームで外壁にサイディングを採用する際には、それぞれの特長を知っておきましょう。

 

専用釘で留めるサイディングで横張りの場合、釘は横に45.5cmピッチ、縦には一枚のサイディングで上中下の3本とするのが標準で、外壁全体では数千本の釘打ちとなり、その中には打ち損じる場合もあり得ます。

 

釘を打ち損じた場合には、人間の目には見えないようなレベルで、ひび割れが起こることがあると聞きました。

 

そして、その目に見えないレベルのひび割れが原因となり、外気温の変化による膨張と収縮を繰り返すことによって、ひび割れが大きくなり、雨漏りの原因となってしまうこともあるようです。

 

また、釘で固定されているため振動や揺れによる歪に弱く、地震時にはひび割れを起こす場合があります。

 

金具留めタイプは、サイディングの厚みが15mm以上に採用されており、下地に取付けた専用金具に引っ掛ける構造となっています。

 

従って、厳密には固定されているのではなく、振動や揺れに追随しやすい特色があり、何よりもサイディング取り付け時に釘を使わない、つまりハンマーを使うことがないため打ち損じがありません。

 

以上からは、金具留めタイプのサイディングがお勧めとなりますが、釘留めタイプに比べて高価になるデメリットがあります。

 

リフォームで外壁にタイルを採用する時の事前知識

タイルは、土や長石類を練り上げて高温で焼き上げたもので、その耐久性や高級感から外壁リフォームでも人気のあるものです。

 

ここでは、外壁材にタイルを選択する際の事前の知識として、その施工方法や価格、そしてメンテナンスの必要性の有無や内容などを説明していきます。

 

外壁タイルの貼り方には、湿式と乾式があり、モルタルで貼り付けるタイプを湿式、専用の下地材にボンドで貼付ける場合や引っ掛けるタイプのものを乾式と言っており、最近では乾式が主流となっています。

 

外壁タイルの価格は、サイディングと比べて高く2〜3倍ほどになり、比較的リーズナブルなもので標準的な住宅規模でも300万円ほどになります。

 

一方、メンテナンススパンとしてはサイディングの塗装メンテナンス(10年前後)より長く、20年前後ごとに行う高圧洗浄がメインとなりますので、住宅の生涯コストパフォーマンスとしては、サイディングと遜色がないと言えるでしょう。

 

リフォームする前にサイディングの性質や特長を知っておこう

住宅に使われているサイディングの多くは、セメントと繊維材で成形され窯業されたものが一般的で、リフォームに際してはその性質や特長を知った上で選択する必要があります。

 

上記に挙げたサイディングには吸水しやすい性質があり、これをカバーしているのが塗装で、その塗装が何らかの原因で劣化すると、雨水がサイディング内部に入り込み雨漏りの原因となります。

 

外壁塗装が劣化する要因には、紫外線や煤煙混じりの雨水のほか、日当たりや風通しの悪いところで発生するカビや藻があります。

 

特に、紫外線や雨水で劣化した塗装表面は湿潤になりやすく、カビや藻を発生させ、進行すると塗装の劣化を促進させるだけでなく、サイディングそのものの腐食へと繋がり雨漏りの原因となります。

 

なお、サイディングには、サッシュ周りやつなぎ目部分に防水用のシーリング目地があり、上記と同様の原因で劣化しますから、塗装リフォームに際しては、合わせてやり替えるのが一般的です。

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