介護リフォームについて調べていくと、これは医療費控除に含まれるのではないかと思う人もいます。
しかし、残念ながら介護リフォームは医療ではなく福祉のジャンルに入るため、医療費控除は受けられません。
これに含まれるのは施設のサービス代やおむつ代になります。
この例を見ると、どこまでが福祉でどこまでが医療なのかという線引きがあいまいな気がします。
そのため、これは控除になるのではと思ったら、その都度調べておくことが必要です。
介護リフォームが医療費控除に含まれないとなると金銭的に厳しいと思うかもしれませんが、その分補助金が出る制度があるので、それを代わりだと思えば損にはならないと思います。
補助金は誰もがもらえるわけでもないので、このあたりの条件整理も行い、自分たちに当てはまるか調べておいた方がお得です。
介護リフォームが医療費控除に含まれないとなると、金額的にきついのではと悩み人もいるかと思います。
しかし、介護リフォームにはその代わりに助成金があるので、これを積極的に活用していければお得になります。
ただし、この助成金をもらえるのは条件に当てはまっていなければなりません。
まずはリフォームが20万円以下であること、そして要介護者がそのリフォームした家に住んでいること、最後に、要介護者認定を受けていることです。
よく近所に住んでいる母が来るからという理由で介護リフォームをしても、それは助成金の対象ではありません。
また、要介護認定を受けていなければ活用できないのも知っておきたいところです。
20万円以内のリフォームとなると、お風呂場とトイレ、両方のリフォームは難しくなるのも検討すべき事項ですね。
介護リフォームの申請をしたり、その補助金を受け取る際には役所の介護保険課へ行きます。
介護リフォームをするには、まずその前に役所へ申請を出し、無事リフォームが終わってからも申請を出す必要があります。
ほとんどの人が介護リフォームは一回で済ませてしまうので、初めての経験になることが多いです。
よって、これについて初めから詳しい人は少なく、不安であればケアマネジャーに相談に乗ってもらうのが得策だと思います。
福祉や介護のことについてよく知っている彼らなら頼りになりますし、その分スムーズな申請ができます。
役所でも間違えがないか確かめてもらうと二重に確認ができて安心できますね。
ただのリフォームではないことから手続きが若干煩わしくなっていますが、一つ一つ丁寧に見ていけば問題なく済みます。
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