介護 車椅子 リフォーム

トップページ ＞ おすすめのリフォーム方法は順当リフレッシュ！ ＞ 車椅子の要介護者のためにリフォームをするなら気を付けたい点

車椅子を使っている人が家の中で暮らしやすいようにリフォームをするなら、介護の点でも気を付けたいポイントがあります。

 

例えば車椅子を押す立場で、そのまま洗面所に行くとしましょう。

 

そこからの洗顔などは車椅子に座った本人ができるとしても、普通の洗面台では足場にスペースがないため蛇口まで届きません。

 

そのため、車椅子の人のためのリフォームは、洗面台であろうとキッチンであろうと、足場にスペースを作ることがポイントとなってきます。

 

これに気を付けられたら座ったままでもできることがたくさんあります。

 

料理をするのであれば、座ったままキッチンでの作業ができるシステムキッチンもあるので検討したいですね。

 

できることがあるのなら、その範囲で家のことをしたいという人も多いと思います。

 

そのためにもリフォーム時には気を付けたい点ですね。

 

玄関を介護用にリフォームするなら、やはり最もとっぱらいたいのは段差ですね。

 

まずは玄関の外部分です。

 

ここは門から玄関まで階段を設けている家も多いので、そこにスロープと手すりを付けると車椅子での暮らしもできます。

 

また、玄関スペースでは靴を脱ぐ場所と家の中の段差をなくす必要があります。

 

日本では靴を脱いで家にあがる習慣から、ほとんどの家がこの作りになっています。

 

ここはフラットにするかスロープにするか、複数のリフォーム会社に見積もりをとって、どのようなアプローチをしてくれるのか見たいなと思います。

 

こうすることで、家と外との障害がなくなり、病院へ行くときにも動きが楽になります。

 

リフォームで一人でもできることを増やせるなら、それは介護者にとっても介護される人にとっても嬉しいことですよね。

 

家でも介護ができるようにとリフォームをする際、多いのはスロープを付けるリフォームです。

 

この時気を付けなければならないのは、そのスロープが急すぎないかということです。

 

車椅子経験者ならわかると思いますが、普段は何気なしに歩いている道でも、ちょっとした坂道があると自力で登っていくのはかなりの体力を必要とします。

 

それが高齢者であればなおさら大変です。

 

よって、家の玄関前の階段をスロープにするなら、スペースを広くとって回り込むようにするべきでしょう。

 

そうすることでよりなだらかな坂を作ることができます。

 

全て介護者が車椅子を押すのであれば急なスロープでも問題ないかもしれませんが、1人で動ける人であればその点には注意しておきたいなと思います。

 

上り下りでケガをしたいための対策でもありますね。

 

家の段差をなくすリフォームは、介護リフォームで多く実施されています。

 

目的は、高齢者が家の中で段差につまずかないようにすること。

 

家の中で転んで骨折してしまう例は少なくありません。

 

よって、その予防策として家そのものを変えてしまおうという選択を選ぶ人が増えています。

 

2階建てでは階段をなくすことはできないため、高齢者はできるだけ1階で暮らすようにしますが、その他の段差はリフォームでなくすことができます。

 

お風呂場の段差をなくせば転倒事故も防げますし、フローリングにでこぼこがあるならそれも直しておいた方が良いと思います。

 

最初からユニバーサルデザインの家であればそこまで段差はありませんが、部屋と廊下の間に数ミリの厚さの段差がある場合、それも直した方が良いのかはリフォーム会社との相談が必要でしょう。

スポンサーリンク